朝起きると身体が痛い・起床時痛

当院では2008年の開院以来、学芸大学近辺を始めとして多くの方々の施術に携わってまいりました。

そこで対応させていただいた症状も肩こりや腰痛といった一般的なものはもちろん、「それってカイロプラクティック院でも見てくれるの?」という
皆さんからするとちょっと意外に感じる症状まで、多岐に渡ります。

今回は起床時痛(朝起きた時の痛み)について書かせていただきましたので、じっくりとお読みくださいませ。

 

 

起床時痛ってどんなもの?

「起床時痛」という病名が存在する訳では無いのですが、以下のようなことを訴える方が多いです。

 

・朝起きると身体が強張る

・痛くてなかなか起き上がれない

・起きてしばらくは動きがゆっくりだ

 

上記のような経験がある方ってとても多いと思います。

 「ゆっくり寝た後なのに、なぜ痛みが出るんだろう…」と不安に思われる方も多いと思いますが、誤解を恐れずに言えばそもそも起床時は身体のこわばりや痛みが起こりやすいものなのです。

 

起床時痛のメカニズム

要因としては次の二つが挙げられます。

 

①筋肉が固まりやすいこと

②神経が身体を休める状態になっていないこと

 

1つめの筋肉について説明していきましょう。

就寝時というのは当たり前ですがたまに寝返りをする程度で、殆ど動くことはありません。

筋肉というのは悪く言えば怠けもので、良く言えば省エネ上手です。

動かさないでいると「あ、じゃあこのまま固まっちゃおうかな」とすぐに自らを固めようとしてしまいます。

 

前かがみでの作業(草むしりなど)なんかをしていれば、ちょっとした時間なのに身体を起こそうとすると腰が伸びにくいなんて経験をされた方は多いと思いますが、あれは筋肉がすぐに自らを固めてしまおうとしている顕著な例です。

 

睡眠時間は平均で大体6時間ちょっとあるわけですが、その間殆ど動かさずにいることにより筋肉が固まり、いざ起きて動かそうとしたときに動きにくさや痛みを感じることが多いのです。

 

では、2つ目の神経についてはどうでしょう?

 私たち人間が身体を休めるとき、本来は副交感神経というものが優位になります。

副交感神経が優位になるときは筋肉も弛緩し、血流も良くなって細胞の修復が進むようになります。

 

ところが夜でも昼のような明るさを手に入れたり、ストレスに襲われることの多い現代人は、夜眠るときに副交感神経にスイッチが切り替わりにくくなってしまい、それと反対の働きをする交感神経(活動時に優位になる神経。筋肉は固まり、血流は下がる)が優位のままになってしまう傾向が非常に強いです。

そのような状態で睡眠をとると、筋肉が固いままで血管を圧迫し、血流も悪くて細胞の修復が殆ど進まない状態で翌朝を迎えることになります。

修復されるべき組織が修復されないわけですから、痛みを感じるのもある意味では必然です。

 

起床時痛の対処法

起床時痛の殆どは動いているうちに消失するものなので、まずは焦らずに少しずつ動かしていくことが大切です。

動かしているうちに消えていくようであればその時点ではそんなに心配するようなものではありません。

 

と言っても「放っておいて良い」ものであるかということになるとそうではありません。

 

今は動かしていれば対処できる痛みも、放置しておけばそのうち動かしても対処できなくなる可能性も否定できません。

 子供の頃を思い出してみてください。

 

寝ているときに筋肉が動かないというのは大人だろうと子供だろうと同じです。

しかしながら多くの方は子供の時は起床時に痛みでなかなか動き出せないなんて経験は無かったはずです。

 

それはなぜかというと子供の頃のほうが筋肉の柔軟性も、それを司る神経の働きも活発だったからです。

 

もちろん、成人した大人が今から子供の時の状態を100%取り戻せることは出来ません。

しかしながら神経の働きを整え、ストレッチなどで筋肉の柔軟性を維持し、その時点で出来うる限り起床時痛が起こりにくい身体づくりをしていくことは十分に可能です。

 

人間年齢を重ねれば筋肉は固くなりますし、神経の働きも鈍ります。

しかしながらそれに抗うように手入れを行えば、悪い状態に行くことを少しでも遅らせることが出来ますし、それこそちょっとした起床時痛くらいなら解消することも難しいことではありません。

 

「歳だから…」「時間が経てば痛みが消えるから…」と言わず、しっかりと対処していくことを強くお勧めします。

 

当院ではどう対処するか?

 カイロプラクティックの最大の特徴は「神経にアプローチ出来ること」です。

 休むべき時に副交感神経にスイッチが切り替わらないことが大きな要因なわけですから、神経の調整を行うことによってこの切り替えがうまくいくように促します。

 

また、筋肉を柔らかくするためのストレッチ指導なども併せて行います。

 

他院ですと筋肉からのアプローチはすると思いますが、神経からもアプローチすることが出来るのが当院の強みです。

 

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