突然の動悸・息苦しさ・めまいなどに襲われると、強い不安を感じるものです。
「このまま倒れるのでは?」「何か重大な病気では?」と考える方も多いのではないでしょうか。
実は当院では、パニック障害の対応も行っており、こうした相談は非常に多いです。
不安を軽くするためにはまず「何が起きているか?」を整理することが大切です。
以下に詳しく説明していきますね。
身体が「危険だ」と判断したときに起きる反応
人の身体には危険を察知すると一気に緊張状態に入る仕組みがあります。
具体的に起きる反応は「心拍数の上昇」「呼吸の変化」「筋肉の緊張」などで、これらが同時に起きます。
これらは本来は「自分の身を守るための反応」であり、それそのものが悪いわけではありません。
ただし、この反応が必要以上に強く出ることがあるのです。
呼吸の変化がさらに不安を強める
上で説明したような状態が強く続くと、呼吸が浅く速くなりやすいです。
その結果、息苦しさや過呼吸のような状態になることがあります。
これにより「呼吸の乱れ」→「さらに不安」「さらに呼吸が乱れる」というループが起きやすくなります。(上記の図も併せてご参照ください)
「症状そのもの」がさらに不安を呼ぶ
こうしたループに陥ると、動悸や息苦しさそのものが恐怖の対象になってきます。
そうなると「また起きたらどうしよう」と言う意識が強くなり、その結果些細な変化にも敏感に反応しやすくなります。
ここでも呼吸とは別に「不安感」のループが出来上がりやすいです。
必ずしも“危険な状態”とは限らない
突然の動悸や息苦しさが起きると、「何か重大な異常が起きているのではないか」と不安になる方も多いと思います。
ただ、ここまでお伝えしてきたように、こうした症状は身体に本来備わった仕組みとして起きている反応である場合も多いです。
そのため、必ずしもすべてが危険な状態とは限りません。
もちろん不安が強い場合や気になる症状がある場合には、医療機関で確認するという選択も視野に入れてください。
当院では「状態」として捉える
こうしたことを踏まえて当院では、表面の症状だけを見るのではなく、「今どのような状態になっているのか」と言う点を重視しています。例えば神経が過敏になっていないか、呼吸のリズムが崩れていないか、身体の緊張が抜けにくい状態が続いていないかと言う点です。
一つの見方にとらわれず、複数の要素をチェックしながら全体を見ていくことで、無理の無い理解や、安心につながると考えております。
整体やカイロプラクティック院でパニック症状に向き合う理由はこちらの記事もご覧ください。
▶︎整体やカイロプラクティックでパニック症状に向き合う理由
まとめ
突然の症状、しかも動悸や息切れは大切な臓器である心臓や肺に問題が起こったのではと、強い不安を伴います。
不安に感じるのは無理もありませんが、こうした反応は身体の仕組みとして起きている、いわば“正常な反応”であるケースもあります。
まずは全体をしっかり見ながら、何が起きているかを整理することが大切です。
他のどの症状に比べても、より不安が強くなる症状ですので、お困りの方はどうかお一人で抱え込まず、一つずつ状況を整理するところから一緒にやっていきましょう。
▶当院の考え方を示した施術判断ログ一覧ページはこちら
▶パニック症状全体の考え方については、こちらのページで詳しくまとめています
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)






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