なぜ当院では最初に「時間がかかる可能性」をお伝えしているのか?

パニック障害に限らずですが、「どれくらいで良くなりますか?」というのは良く聞かれる質問です。

もちろん症状を感じているのは辛いことですし、できれば早く変わって欲しいというのは当然のことだと思います。

ただし、当院では最初の段階で「時間がかかる可能性」をお伝えすることがあります。

「早く変えてほしいのに、なぜ最初にそんなことを言うのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今日はこのあたりのことを詳しくお話していきますね。

 

あえて最初にお伝えしている理由

あえて最初にお伝えしている最大の理由は「後から言われる方が不安になるから」です。
最初は耳障り良く「すぐ改善しますよ」と言って施術を始めたものの、なかなか改善しないとします。その時に「やっぱり時間かかります」と言われると患者さんは「え?最初聴いていた話と違うけど…」と不安な気持ちになりますよね。
無理な期待や焦りを防ぐため、最初に認識を合わせておくことが大切です。

「その場の変化」と「安定」は別

他記事でも触れているのでここではさらっと述べますが、「その場の変化」と「安定」は別であるということは当院が大切にしている考え方の一つです。
パニックに限らずですが、ある症状が一時的に楽になることはあります。しかしながらそれが安定するとは限りません。
ここを混同すると判断を誤りやすくなります。

なぜ時間がかかることがあるのか

どの症状でも、根本的に変えていく場合は時間がかかることがあります。
当院では、どのような症状であっても、その場の変化だけでなく、根本的な状態から整えていくのであれば、ある程度の時間がかかる可能性があると考えています。
これはパニック症状に限った話ではありませんが、パニックの場合はその傾向が特に強く出ることがあります。
というのも、パニック症状は単に身体の反応だけでなく、「また起きるのではないか」という不安や、それに伴う警戒反応が重なりやすい特徴があるためです。
その結果、症状そのものが落ち着いても、少しの変化に対して敏感に反応しやすい状態が続くこともあり、変化が安定するまでに時間がかかるケースも見られます。

だからこそ最初に共有している

最初は楽観的な見通しを伝えられていたのに、後から「当初思ったより時間がかかる」となると、不安が強くなるものですよね。
その不安を少しでも和らげるためにあえて最初に時間がかかることを共有することで、見通しが持てるようになります。
その結果患者さん側も安心して施術を進めていくことができます。

当院の考え方

当院では変化の早さだけで判断することはありません。
人の身体はそれぞれ違いますので、それぞれに合った無理のないペースを重視していきます。
そのため、最初にお伝えした見通しをもとに、その方の状態に合わせて施術の進め方を調整していきます。
施術も一律ではなく、状態の流れを見ながら必要な対応を積み重ねていく形になります。

まとめ

誤解を恐れずに言えば当院では時間がかかること=悪いこととは考えていません。
無理のない変化のためには、時間が必要な場合もあります。
こうしたことを最初に共有することで、不安を減らすように努めています。
もちろん、「無理のない範囲において」最もスムーズな回復を目指していく姿勢は常に持っています。
パニック障害にお悩みの方で、表面的な変化だけではなく状態を見ながら進めていきたいとお考えの方は、現状をしっかり確認しながら伴走していきます。
ぜひお気軽にご相談ください。

 

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パニック症状全体の考え方については、こちらのページで詳しくまとめています

文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら

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