「病院で検査を受け“異常なし”と言われた」
「その後も症状は続いている…」
こうしたことがあると「気のせいなのかな?」「じゃあどこに行けば良いの?」と不安になる方も多いですよね。
当院にも数多く寄せられるこうしたご質問について、今日は詳しくお話していきます。
「異常なし」と言われる理由
医療機関で行う検査は多くの場合“構造的な異常”を確認するものです。
主に折れていたり、切れていたり、腫瘍が出来ていたりしないかを判断するものです。
こうした検査は西洋医学で対応可能な疾患を見つけるためには、非常に有効な検査方法です。
しかしながら多くの痛みはこうした構造的な変化や、数値の変化だけでは測れないことが多いので、画像や数値で判断できる範囲には限界が出てきてしまうのです。
つまり「異常が無い」というのはあくまでも西洋医学的な見地から見て異常が無いのであって、「何も起きていない」とは限らないのです。
身体は“状態”によって不調が出ることがある
検査で異常が見つからない場合でも、身体に何も起きていないとは限りません。
数値や画像に現れるような“異常”ではなく、身体の“働き方”に偏りが出ている状態というのも存在します。
例えば、神経の反応が過敏になっていたり、呼吸のリズムが乱れていたり、身体の緊張が抜けにくい状態が続いていたりといったものです。
これらは検査で明確に異常として出るものではありませんが、不調として感じられることがあります。
当院ではこうした“状態”も含めて身体を見ていくことを大切にしています。
自律神経の影響をどう考えるか
ここで一つの視点として挙げられるのが「自律神経」です。
自律神経は、体温・呼吸・心拍・緊張状態などを無意識のうちに調整している神経の一つで、身体の状態を一定に保つために働いています。
こうした働きがあるため、環境の変化やストレスなどに対して身体がどのように反応するかにも関わってきます。
そのため、この働きのバランスや反応の仕方が影響して、不調として感じられるケースもあると考えられます。
こうした働きの影響については、こちらの記事でももう少し詳しく解説しています。
▶肩こりと呼吸・自律神経の関係|当院がどのように見ているか
だからこそ「一つの原因に決めつけない」
身体の不調は必ず構造的もしくは数値的な変化が伴うわけではありません。
それゆえ、「筋肉だけ」「姿勢だけ」「ストレスだけ」といった具合に原因を一つに決めつけず、複数の視点で見ていくことが大切です。
当院が大切にしている見方
何よりもまず、目の前に現れている症状そのものだけでは判断しないようにしています。
「背景に何があるか?」という視点で、どんな状態かを確認しています。
- 呼吸が乱れていないか?(状態が崩れていると浅く早い呼吸になることがあります)
- 緊張状態はどうか?(施術で触れたり、体位変換の際の動きで確認できることが多いです)
- 神経の反応が過敏になっていないか?(主に話をしながら表情や話すスピードの違いを見ます)
このように施術だけで無く、患者さんの挙動も含め、全体の流れを見ることを心がけています。
まとめ
ここまでの内容をお読みいただき、「異常がない=問題が無いとは限らない」という理屈についてはご理解いただけたのではないかと思います。
そしてさらに「実際に身体の状態がどうなっているか」を見ることで、様々なことが見えてくることが多いです。
「検査したけど異常がないと言われた。(でもまだ辛い…)」
こういう悩みを持った方は本当に多いです。
今現在お困りの方はお一人で抱え込まずに、是非お気軽に当院までお問い合わせください。
まずは「今どんな状態なんだろう」ということを確認しながら、無理のない形で施術を進めていきます。
▶当院の考え方を示した施術判断ログ一覧ページはこちら
▶自律神経症状全体の考え方については、こちらのページで詳しくまとめています
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)






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