この記事でお伝えしたいこと
- 手のしびれは首だけでなく、さまざまな要素が関係して起こることがあります
- 症状の出方やしびれる場所を確認することで、状態を整理するヒントになります
- 当院では一つの原因に決めつけず、安全面に配慮しながら施術判断を行っています
はじめに
手のしびれでご来院される方は本当に多いです。
多くの方は病院で検査を受け「首から来ていると言われた」「ヘルニアかもしれないと言われた」と、首に原因があるように言われたと訴える方が多いです。
一方で「手首が原因では?」といった具合に、手そのものに原因があるように言われる方もいらっしゃいます。
一言で「手のしびれ」といっても病院での検査結果が様々なことから分かる通り、奥には様々な原因が潜んでいるものです。
今日は当院がこうした症状に対してどのような視点で判断しているかを解説していきます。
手のしびれ=首とは限らない
一般的には手のしびれがあって病院に行くとかなりの確率で首のレントゲンを撮るように、「頸椎ヘルニア」や「頚椎症」がその原因として有名です。
ところが実際には「手首」「肘」「胸郭出口(鎖骨近辺の緊張)」「肩」といったあたりの筋肉の緊張が関与することもあります。
ですので手のしびれと言われたら、もちろん首の状態にはしっかりと気を使いつつもそこだけが原因とは決めつけず、今挙げたような箇所が原因として関与していないかを見ていくようにしています。
どの指がしびれるかも大切
手のしびれを施術する際「どの指がしびれているか?」を確認するのも重要な作業です。
- 親指側か
- 小指側か
- 指全体か
など。
これにより、どの神経や部位が関係している可能性があるのかを推測する手がかりになることがあります。
もちろんこれだけで全て判断はできないですが、重要なヒントにはなります。
また、「しびれ方」を確認することも大変重要です。
- 常にしびれる
- 朝だけ
- 夜だけ
- パソコンなどの作業中だけ
等々、様々なしびれ方がありますが、これにより症状の重さや、危険性(医療機関での評価が必要かといった判断材料)など、施術に当たってあらかじめ知っておきたい情報が隠されていることが多いです。
当院がまず確認すること
まずは
- 両側か片側か
- 力が入りにくくないか(ペットボトルのフタが開けにくい。物を落としやすい等)
- 夜間痛はないか
- 医療機関は受診したか
などを確認します。
どの症状でもそうですが、背景に重篤な病気が隠されている場合、それを見逃して施術を続けることは誰の利益にもなりません。
上記を確認したうえで、必要に応じて医療機関での評価を優先するケースもあります。
首だけ見ない理由
多くのケースにおいて首は「結果として負担をかけられている」ケースが多いです。
例えば胸郭や肩甲骨の動きが良くないことによって、動きの負担を背負わされたり、メンタルストレスから首の筋肉に負担がかかるケースもあります。
もちろん私たちの日常動作は目が正面の上についてる分、下を向いて行うことが殆どです。これにより首に必要以上の負担がかかっていないかもチェックしています。
大切にしているのは「何が首の負担を増やしているのか?」という視点です。
当院の考え方
手のしびれで病院に行くと、以下のような症状名で診断を受けることが多いです。
- 頸椎症
- ヘルニア
- 手根管症候群
もちろん症状名はその方の状態を探るうえで大切な要素ですが、それだけで全てを判断することはしません。
あくまでも「今現在、どのような状態か?」を見るようにしています。
まとめ
手が痺れているからと言ってすなわち首に問題があるとは限りません。
どこの指が痺れるのか?そしてどんなタイミングでどのような痺れ方をするのか、その出方を確認することも大切です。
首には大事な神経がたくさんあるので、症状の出方によっては医療機関の評価を優先することも視野に入れつつ、実際に施術する際には首だけでなく胸郭や胸椎など、他の部分を含めた全体を見ながら判断を下していきます。
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文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)






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