この記事でお伝えしたいこと
- 気圧で頭痛が悪化すること自体は決して珍しいことではありません
- 気圧だけでなく、睡眠・疲労・ストレス・呼吸など身体の状態も関係していることがあります
- 当院では「気圧が原因」と決めつけず、影響を受けやすい状態になっていないかも含めて確認しています
はじめに
「雨が降る前になると頭痛がする」
「台風が近づくと調子が悪い」
「天気予報より先に身体が反応する」
こうしたご相談は当院でも非常に多いです。
最近では気圧の変化を感知して、「頭痛に注意してください」といった情報を送るスマホのアプリもあるそうで、それだけ多くの人が「気圧変化からくる頭痛」に悩まされていると言えます。
今回は当院が気圧による頭痛をどのように見ているかについて解説していきます。
気圧で頭痛が悪化する人は珍しくない
まず最初にお伝えしたいのは、気圧変化で頭痛が出ること自体は決して珍しくないということです。
施術をやっている肌感覚で言うと特に女性の場合は、そのパターンが多い感じがします。
実際に当院でも
- 雨の前
- 台風前
- 季節の変わり目
に頭痛や不調が強くなるというご相談は少なくありません。
ですから「気のせいかな?」とか「私が神経質なのかな?」と考える必要はありません。
気象と痛みの関係についてはまだ分かっていない部分も多々あるものの、おおむね説明がつくケースも増えてきています。
以下にそのあたりのことを解説していきますね。
なぜ気圧で体調が変わるのか
気圧が変化すると、私たちの身体はその環境変化に適応しようとします。
例えば、飛行機に乗った時や山に登った時に耳が詰まったような感覚になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
これは気圧の変化を耳の奥にある「内耳」という器官が感じ取っているためです。
実はこの内耳は平衡感覚をつかさどるだけでなく、自律神経とも深く関わっていると言われています。
そのため気圧が大きく変化すると、自律神経の働きに影響が及び、
- 頭痛
- めまい
- 倦怠感
などが出やすくなることがあります。
また、自律神経には血管の収縮や拡張を調整する働きもあるため、人によっては血流の変化が頭痛に関係していると考えられるケースもあります。ズキズキするような頭痛はこうした血流の変化が絡んでいる可能性もあります。
ただし、これらの仕組みについてはまだ全てが解明されているわけではありません。
当院でも「気圧が原因」と決めつけるのではなく、「気圧変化によって症状が出やすい状態になっていないか?」という視点で見ています。
気圧そのものより重要なこと
同じ台風の日でも頭痛が出る人と出ない人がいます。
私が「気圧が原因」と全てを決めつけない根拠はこのあたりにあります。
気圧変化は確かに身体に影響を及ぼすものの、それに反応してしまうかどうかは最終的にその人の状態にもよります。
例えば
- 睡眠不足
- 疲労
- ストレス
- 呼吸の浅さ
などが重なると、気圧変化の影響を受けやすくなることがあります。
もちろん体質的に気圧変化の影響を受けやすいタイプの方がいらっしゃることは否定しませんが、そういう方でも上記のような「睡眠」「疲労」「ストレス」「呼吸」といった要素をしっかりと管理していくことで、影響を最低限にできる可能性があります。
当院が確認しているポイント
ここまで述べてきたことから、当院では一見「気圧変化が原因」とみられる症状でも
- 睡眠状態
- 疲労状態
- 首肩の緊張
- 呼吸
- 日常生活の負担
なども併せて確認します。
なぜなら、「気圧で悪化する」という現象だけを見ても、
施術方針は決められないからです。
その方が「なぜ気圧変化の影響を受けやすい状態になっているのか? 」を考えることで、施術の方針も定まってきます。
当院の考え方
当院では「気圧が悪い」で思考停止しません。
気圧変化という【外的要因】と、身体の状態という【内的要因】の両方を見るようにしています。
その結果として、気圧の影響を受けにくい状態を目指していきます。
まとめ
気圧で頭痛が悪化することは決して珍しいことではありません。
一方で気圧だけが原因とは限らず、睡眠や疲労、ストレス、呼吸など身体の状態が関係していることもあります。
当院では「気圧が悪いから仕方ない」で終わらせるのではなく、その影響を受けやすい状態になっていないかという視点も大切にしています。
気圧の変化による頭痛でお悩みの方は、お一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。
身体全体の状態を確認しながら、無理のない形で進めていきます。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)
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