この記事でお伝えしたいこと
- めまいは「グルグルする」「フワフワする」など、症状の出方によって考えられる背景が変わることがあります
- 「いつ・どこで・どのように出るのか」を確認することが、施術方針を決める重要なヒントになります
- 当院では安全性を確認したうえで、めまいだけでなく身体全体の状態を見ながら施術判断を行っています
はじめに
人間心理として当然とは思いますが、めまいが起こると患者さんは強い不安を覚えます。
- 重い病気にかかってるのでは?
- このまま治らなかったらどうしよう?
- この原因は何?
といった具合にです。
このように不安を引き起こしやすい症状だからこそ、実際にまず確認すべきことがあります。
本日は「めまいに対して、当院が最初に見ているポイント」を解説していきます。
まず安全面を確認する理由
何をおいてもまず最初に行うのが「安全面」の確認です。
具体的には下記のような項目を確認します。
- 突然の強いめまい
- ろれつ
- 麻痺
- 意識障害
以前の記事(めまいは耳だけが原因とは限らない|当院が施術判断で見ているポイント)でも触れたように、めまいの患者さんはまず医療機関を先に受診されている方が多いですが、中にはいきなりいらっしゃる方もいます。
また、医療機関に行かれた方もその後症状が変わる可能性があります。
そのような理由から上記の事象に代表される安全面の確認は怠りません。
万が一、医療機関での評価が必要と判断した場合には、そのようにしていただく場合もあります。
めまいの種類を確認する理由
一言で「めまい」といっても、その感じ方は人によって大きく異なります。
例えば、
- 天井が回るような「グルグルするめまい」
- 地面が揺れるような「フワフワするめまい」
- まっすぐ歩きにくい「ふらつき」
- 身体が浮いているような感覚
などです。
なぜこれらの違いを確認するかというと、めまいの種類によって考えられる背景が変わることがあるからです。
例えば、グルグル回る感覚は耳の奥にある平衡感覚の働きが関係しているケースがあります。
一方で、フワフワする感覚や身体が浮いているような感覚は、睡眠不足や疲労、ストレス、自律神経の働きなどが影響しているケースもあります。
また、首を動かした時だけ症状が出る場合には、首周囲の緊張や姿勢の影響を考えることもあります。
もちろんこれはあくまでも目安で、これだけで原因を決めつけることはできませんが、施術の方向性を判断する上で重要な指標であることは間違いないです。
大切なことは、「めまい」という言葉だけで判断せず、どのような場面で、どのような感覚が出るのかを詳しく確認することです。
どんな時に出るかを確認する理由
上で述べた「どのようなめまいか」だけでなく、「どんな時に出るのか」を確認することも大切です。
例えば、
- 朝起き上がる時
- 首を動かした時
- 長時間のデスクワークの後
- 電車や人混みの中
- 雨の前や台風の接近時
など、症状が出るタイミングは人によって様々です。
なぜこれらを確認するのかというと、めまいが出る状況によって、その背景にある要因を考えるヒントになることが多いからです。
例えば、起き上がる時や寝返りで症状が出る場合は、頭や身体の位置の変化が関係している可能性があります。
また、首を動かした時に症状が出る場合には、首周囲の緊張や姿勢の影響を考えることもあります。
一方で、電車や人混みなど特定の環境で症状が出る場合には、疲労やストレス、自律神経の働きが影響しているケースもあります。
さらに、雨の前や台風の接近時など、気圧の変化によって症状が出やすくなる方も少なくありません。
もちろん「この場面で出るから原因はこれ」と決めつけることはありませんが、先ほどの「どんなめまいか」と同様、「いつ出るか?」も施術の方針を決めるにあたって重要な判断材料です。
当院では、「いつ・どこで・どのように出るのか」を丁寧に確認しながら、身体全体の状態を見ていくことを大切にしています。
めまい以外の症状も確認する理由
通常、めまいの患者さんには他の症状が付随していることが多いです。
代表的なものとして、
- 首こり
- 頭痛
- 耳鳴り
- 睡眠不足
- 疲労感、慢性疲労
などです。
どのような症状が付随しているかによって、施術で重視するポイントが変わります。
例えば首こりがひどい人なら首やそこに関わる筋肉を重点的に見る必要がありますし、睡眠不足の人ならそこに至るストレス状況を確認して、必要に応じて自律神経に影響していると考えられる要素も含めて見ていきます。
めまいという症状を単独で見ないことが、施術の方向性を判断する上で非常に大切になってきます。
当院の考え方
当院では「めまい」という症状名だけで施術方針を決めることはありません。
まずは安全性の確認を行った後…
- 「どんな症状の出方をするのか?」
- 「どういうシチュエーションで発症しやすいのか?」
- 「付随する症状はなんなのか?」
といったあたりの全体像を把握するように努めます。
そのうえで安全かつ最適な施術方針を決めて、施術を行います。
まとめ
めまいは不安を感じやすい症状ですが、一言で「めまい」といっても、その背景は人それぞれです。
大切なのは、「めまいがある」という事実だけを見るのではなく、
- どのようなめまいなのか
- いつ、どんな時に起こるのか
- 他にどのような症状があるのか
といった全体像を整理することです。
当院では安全性を確認したうえで、身体全体の状態を見ながら施術判断を行っています。
耳鼻科などで「異常なし」と言われたものの、症状が続いている方は、お一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)
(↓今回の記事と関連する記事のリンクはこちら)
▶めまいの症状解説ページはこちら
▶施術判断ログ一覧はこちら
▶めまいは耳だけが原因とは限らない|当院が施術判断で見ているポイント
▶自律神経症状についてはこちら






お電話ありがとうございます、
アルテカイロプラクティックでございます。