この記事でお伝えしたいこと
- 耳鳴りがある場合は、まず耳鼻科などの医療機関で安全面を確認することが大切です。
- 耳鼻科で「異常なし」と言われる耳鳴りでも、睡眠や疲労、ストレス、首肩の状態などが影響しているケースがあります。
- 当院では「耳鳴りを完全になくすこと」だけを目標にするのではなく、「以前より気にならなくなる」「日常生活への影響が減る」といった変化を大切にしています。
はじめに
「耳鼻科では異常なしと言われたけれど、耳鳴りが続いている」
「薬を飲んでいるが、なかなか気にならなくならない」
実は耳鳴りを訴えて整体やカイロプラクティック院にいらっしゃる方は、意外と多いです。
耳鳴りというと、多くの方は「耳そのものに原因がある」と考えます。
もちろん耳の状態を確認することは非常に重要です。このあたりはめまいや頭痛といった症状と同様、まずは医療機関での評価も併せてお願いするというスタンスは変わりません。
一方で「耳には異常なし」と言われるケースが多いことからも分かる通り、実際の臨床では耳だけでは説明しきれないケースもあります。
今回は、耳鳴りに対して当院がどのような視点で施術判断を行っているのかを解説します。
まず耳の状態を確認することが大切
耳鳴りがある場合、まずは耳鼻科などの医療機関で評価を受けることが重要です。
特に、
- 突然耳鳴りが始まった
- 急に聞こえづらくなった
- 片側だけ症状が強い
- 強いめまいや吐き気を伴う
このような場合には、万が一に備えて早めの受診が必要になるケースもあります。
当院でも、必要に応じて医療機関での評価を優先していただく場合があります。
まずは安全面を確認することが大前提です。
耳だけでは説明できないケースもある
耳鼻科で検査を受けても、「特に異常はありません」と言われるケースは少なくありません。
むしろ当院にいらっしゃる耳鳴りの患者さんは、殆どがそのパターンです。
もちろん、だからと言って「異常なし=気のせい」という意味ではありません。
実際には、
- 睡眠不足
- 疲労
- ストレス(最も多い肌感覚です)
- 気圧変化
- 自律神経の働き
- 首肩の緊張
などが重なることで、耳鳴りが強く感じられるケースもあります。
そのため当院では、耳だけを見るのではなく、身体全体の状態を確認することを大切にしています。
むしろ耳に問題がある耳鳴りは完全に医療機関の守備範囲ですので、実際の臨床では、耳鼻科で大きな異常が見つからなかったものの、睡眠や疲労、ストレス、首肩の状態などが影響していると考えられるケースを多く拝見します。
首や肩の状態が関係しているケースもある
耳鳴りの方の中には、
- 首こりが強い
- 肩こりが慢性的にある
- 長時間のデスクワークが多い
- 下を向く時間が長い
という方が多いです。
首や肩の緊張が強くなることで、自律神経の働きに影響したり、血流や筋肉の働きに影響し、耳鳴りを強く意識しやすくなったりするケースもあります。
ただし、「首こりがあるから耳鳴りの原因は首だ」と決めつけることはできません。
あくまでも数ある要素のひとつとして確認していきます。
当院が確認しているポイント
当院では耳鳴りに対して、
- いつ頃から始まったのか
- どんな時に強くなるのか
- 睡眠状態
- 疲労度
- ストレス状況
- 気圧の影響
- 首肩の状態
- 呼吸の状態
などを総合的に確認します。
耳鳴りそのものだけを見るのではなく、「なぜ今、耳鳴りが気になりやすい状態になっているのか」という視点を大切にしています。
この判断ログではあえて「これが原因」と断言する表現をしないように心がけていますが、長年の臨床経験から耳鳴りは他の症状と比べても、精神的なストレスの影響を受けやすい印象があります。
その場合、仮に症状が軽くなっても、残存する耳鳴りが気になり、結果としてそれがストレスとなってまた耳鳴りが強くなるというループにはまる例も数多く見てきました。
その意味ではこの中でも特にストレス状況の確認とケアが重要だと感じます。
当院の考え方
当院では、「耳鳴り=耳の問題」と単純に考えることはしていません。
耳の状態はもちろん大切ですが、
- 睡眠
- 疲労
- ストレス
- 首肩の状態
- 日常生活の負担
など、身体全体のバランスも含めて施術判断を行っています。
また、先ほども軽く触れた通り「耳鳴りを完全になくすこと」を目標にするのは、却って残存する耳鳴りが気になり、それ自体がストレスとなって、さらに耳鳴りを意識しやすくなるという悪循環に陥るケースもあります。
このように耳鳴りは症状の変化に個人差が大きいため、「音を完全になくすこと」だけを目標にしないことも大切だと考えています。
- 「耳鳴りが以前ほど気にならなくなる」
- 「日常生活への影響が減る」
といったあたりを現実的な目標に据えつつ、施術を進めていくことも念頭に置いています。
まとめ
耳鳴りは耳の問題として考えられることが多い症状ですが、耳だけでは説明できないケースもあります。
大切なのは、
- 耳の状態を確認すること
- 安全面をしっかり確認すること
- 身体全体の状態を見ること
です。
当院では、耳鳴りそのものだけでなく、睡眠や疲労、ストレス、首肩の状態なども含めて施術判断を行っています。
耳鼻科で「異常なし」と言われたものの、症状が続いている方は、お一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)
(関連リンク)
▶首こりの原因は首だけとは限らない|当院が施術判断で見ているポイント
▶自律神経症状についてはこちら
▶耳鳴りの症状解説ページはこちら
学芸大学周辺で耳鳴りでお悩みの方へ
アルテカイロプラクティックは、東急東横線・学芸大学駅西口から徒歩4分の整体院です。
学芸大学駅をはじめ、祐天寺駅・都立大学駅周辺や、目黒区鷹番・碑文谷・中央町・五本木、世田谷区下馬・野沢エリアからも多くの方にご来院いただいています。
耳鳴りでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。






お電話ありがとうございます、
アルテカイロプラクティックでございます。