この記事でお伝えしたいこと
- 足底筋膜炎では、痛みのある足裏を確認することは大切ですが、それだけで施術方針を決めることはありません。
- 当院では、足首や股関節の動き、姿勢、歩き方なども含め、「なぜ足裏に負担が集中しているのか」という視点で身体全体を確認しています。
- 「痛い場所だけを施術する」のではなく、痛みが出た背景まで整理することが、改善への近道になると当院では考えています。
はじめに
足底筋膜炎の方からよく聞くお話として…
- 「足裏が痛いから、足裏だけマッサージしています。」
- 「インソールを作ったけれど、なかなか改善しません。」
- 「足底筋膜炎と言われたので、足だけ治療しています。」
といったことを伺うことは少なくありません。
もちろん、痛みがある足裏を確認することは非常に重要です。
しかし当院では、「足底筋膜炎だから原因も足裏だけにある」とは考えていません。
今回は、足底筋膜炎の方に対して、当院がなぜ足裏以外も確認しているのかを解説します。
足底筋膜炎は足裏だけを見れば良いのか
結論から言えば、足裏の状態を確認することは重要です。
しかし実際の臨床では、
- 足裏ばかり施術しても変化が乏しい
- 足以外へアプローチした後に痛みが軽減する
というケースも少なくありません。
そのため当院では、足裏はもちろん確認しますが、それだけで施術方針を決めることはしていません。
足裏を確認したうえで「ではなぜそこに負担がかかって症状が出てしまったのか?」という視点で他の部位も確認します。
足以外が関係しているケースもある
例えば、
- 足首の動きが硬い
- ふくらはぎが強く緊張している
- 股関節が動きにくい
- 歩き方に偏りがある
- 長時間同じ姿勢が続いている
- 足指の使い方が適切ではない
こうした状態では、歩くたびに足裏へ負担が集中しやすくなることがあります。
つまり、「足裏が痛い」という結果だけを見るのではなく、なぜ足裏へ負担が集まってしまったのかという視点が重要になります。
当院では身体全体とのつながりを確認している
20年近く足底筋膜炎の患者さんを診てきた中で、
- 胸郭の動き
- 股関節
- 姿勢
- 足指
- 脹脛やスネ
など、患部以外を調整した結果、足底部の痛みが軽減したケースを何度も経験しました。
もちろん全ての方に当てはまるわけではありません。
しかし、このような経験があるからこそ、当院では身体全体を確認することを大切にしています。
当院が確認しているポイント
当院では、
- 足裏の圧痛
- 足首の動き
- 足指の動き
- ふくらはぎの状態
- 股関節の動き
- 姿勢
- 歩行
- 日常生活での負担
などを総合的に確認します。
足底筋膜炎という診断名だけで思考停止して「では足裏を見ればよい」というのではなく「どこに負担が集中し、その原因は何か」という視点で施術方針を決めています。
当院の考え方
他の症状でも共通していますが当院では、「痛い場所だけ施術すれば改善する」とは考えていません。
結果として痛みが出ているところと、そこに症状が出るに至った原因は別の箇所にあることが多いという事実を、20年近い臨床経験の中で数多く見てきたからです。
もちろん痛みがある足底部への施術は大切ですし、決して疎かにはしません。
その一方で、
- なぜそこへ負担が集中したのか
- なぜ改善しにくい状態になっているのか
- 日常生活でどのような負担が積み重なっているのか
といったところまで整理することを重視しています。
そのため、足裏だけではなく身体全体を確認したうえで施術を進めています。
まとめ
足底筋膜炎では、痛みがある足裏を確認することはもちろん大切です。
しかし、それだけでは十分な改善につながらないケースもあります。
当院では、
- 足裏の状態
- 足以外の動き
- 身体全体のバランス
- 日常生活での負担
まで確認しながら施術方針を決めています。
足底筋膜炎がなかなか改善せずお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)
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