この記事でお伝えしたいこと
- 足底筋膜炎では、強い炎症が疑われる時は安静が大切ですが、状態によっては少しずつ身体を動かした方が回復につながりやすいケースもあります。
- 当院では、「歩くかどうか」だけでなく、「どのように歩いているか」「どのような足のコンディションで歩いているか」を重視して施術判断を行っています。
- 「歩いてはいけない」「歩けば治る」といった極端な考え方ではなく、その時の身体の状態に合わせて適切な運動量を判断することが大切だと考えています。
はじめに
足底筋膜炎の方から…
・歩くと悪化する気がする
・なるべく歩かないようにしている
・仕事で歩かなければならないけど、どうしたら良いか?
といったご相談をよくいただきます。
足底筋膜炎になると、「歩くべきか、それとも安静にするべきか」で悩まれる方は少なくありません。
しかし当院では、一律に「歩いて良い」「歩いてはいけない」とお伝えすることはしていません。
今回は、足底筋膜炎の方に対して、当院がどのような視点で歩行や運動を判断しているのかをご紹介します。
歩いてはいけないケースはあるのか
まず確認するのは、
- 強い炎症が疑われるか
- 歩けないほど痛いか
- 急激に悪化しているか
などです。
上に当てはまる時は、可能な限り歩かないで安静にすることを勧めるケースが多いです。
特に炎症という側面では「安静時、何もしていない時でも痛い」時は特に注意します。
今まさに炎症が起きているという時には、身体がその部分を修復しようとしている時なので、余計に動いてその邪魔をしないようにするということを心がけます。
一方で「全く歩かない」ことが良いとは限らない
一方で痛みが落ち着いている時は、適度に身体を動かした方が良い場合もあります。
それが結果として
- 筋肉
- 関節
- 歩行機能
の維持につながるケースが多いからです。
先ほど述べたような強い炎症は別ですが、少しずつ歩けるようであれば状態を見極めつつ進めてもらいます。
「足底筋膜炎だから絶対安静」というわけではなく、どんな状態かを見極めながら少しずつ歩いてもらった方が、結果として早い回復につながりやすくなるケースもあります。
当院が見ているのは歩き方と足のコンディション
同じ1万歩でも、負担が少ない歩き方もあれば負担が集中する歩き方もあります。
例えば、
- 足首が硬い
- 足指が使えていない
- 股関節の動きが悪い
- 身体が左右へ傾く
などによって、同じ歩数でも足底への負担は大きく変わります。
つまり、「歩くかどうか」より、「どのように歩いているか」「どのような足のコンディションで歩いているか?」を重視しています。
当院が確認しているポイント
当院では、
- 痛みが出る歩数
- 朝と夕方の違い
- 歩行フォーム
- 足首
- 股関節
- 足指
- 日常生活
などを総合的に確認しています。
例えば朝は痛いけどその後動いているとだんだんと痛みがなくなるのか?もしくは逆に歩いているとだんだん痛くなるのか?
また、足指などがうまく使えているかどうか?これに関しては施術の中で足指の筋力や関節の動きをチェックすることによって、状態が確認できます。
足指がうまく使えるようになってくると、足底への負担が軽減し、多少歩いても痛みが出にくくなるケースがあります。
当院の考え方
当院では、「歩くこと」そのものを悪者にはしていません。
重要なのは、
- 今の状態
- 負担の量
- 身体の使い方
- 足のコンディション
を整理したうえで、
適切な運動量を判断することです。
そのため、「歩いてはいけない」もしくは「歩けば治る」という極端な二者択一論的な考え方はしていません。
まとめ
足底筋膜炎では、歩くことが悪いのではなく、現在の身体の状態や歩き方によって負担が変わります。
そのため当院では、痛みだけでなく、
- 歩き方
- 身体全体の状態
- 生活環境
まで確認しながら施術方針を決めています。
足底筋膜炎で歩いて良いか迷われている方は、お気軽にご相談ください。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)
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