この記事でお伝えしたいこと
- コルセットは腰痛の負担を軽減する助けになりますが、使い方や使う期間がとても重要です。
- 当院では「着けるかどうか」ではなく、「どのような場面で、いつまで使うか」という視点でアドバイスを行っています。
- 必要な時にはコルセットを活用しつつ、少しずつご自身の筋肉で身体を支える力を取り戻していくことを大切にしています。
はじめに
- 「コルセットは着けた方が早く良くなりますか?」
- 「痛くなくても予防のために着けています。」
コルセットについて、このようなご質問やお話を伺うことが少なくありません。
たしかにコルセットは腰への負担を軽減し、痛みを和らげる助けになることがあります。
しかし20年近く腰痛の患者さんを診てきた中で感じるのは、「使うこと」よりも「使い方」の方がはるかに重要だということです。
今回は、コルセットについて当院がどのように考えているのかをご紹介します。
コルセットが役立つケースもある
当院では、コルセットそのものを否定していません。
例えば、
- ぎっくり腰など発症直後
- 荷物を持つ作業
- 長時間前かがみになる仕事
- どうしても腰へ負担がかかる日
このような場面では、一時的にコルセットを使用することで腰への負担を軽減できることがあります。
「今日はどうしても無理ができない。」そのような時には、頼ることも一つの方法です。
使い続けることには注意が必要
一方で、
- 歩くだけでも着けている
- 家の中でも外さない
- 寝る時も着けている
- 痛みがなくても予防として毎日着けている
という方もいらっしゃいます。
このような状態が長く続くと、腰を支える筋肉が十分に使われなくなり、本来自分の筋肉で身体を支える力が低下してしまう可能性があります。
さらに、腰を支える筋肉を使う機会が減ることで筋肉や関節が硬くなり、結果として腰痛が長引く一因になることもあります。
そのため当院では、必要な時は頼りつつ、必要がなくなったら少しずつ外していくという考え方を大切にしています。
当院では「外せるタイミング」を考えている
コルセットは、「着けるか着けないか」ではなく、「いつまで着けるか」が重要です。
実際には、
- 歩く時は外す
- 家の中では外す
- 短時間から外してみる
など、身体の状態を確認しながら少しずつ自分の筋肉で支える時間を増やしていくことをおすすめしています。
コルセットは身体を支えるための「代役」であり、「主役」はあくまでご自身の身体です。
当院が確認しているポイント
当院では、
- コルセットを使う目的
- 着けている時間
- 着ける場面
- 腰の状態
などを総合的に確認しています。
そのうえで、「今はコルセットを使った方が良い時期なのか」あるいは「少しずつ外していける段階なのか」を判断しながらアドバイスする内容を決めています。
当院の考え方
当院では、
- 「コルセットは良い」
- 「コルセットは悪い」
という極端な考え方はしていません。
必要な時にはしっかり活用するが、必要以上に頼り続けない。
これが当院の基本的な考え方です。
腰を支える本来の主役は、ご自身の筋肉や身体の働きです。
その力を少しずつ取り戻していくことが、長い目で見た腰痛の改善や再発予防につながると考えています。
まとめ
コルセットは、腰痛の時に役立つ場面があります。
しかし使い方を誤ると、自分の身体で支える力を十分に発揮できなくなることもあります。
当院では、
- 現在の腰の状態
- 日常生活での負担
- コルセットが本当に必要な場面
を確認しながら、その方に合った使い方をご提案しています。
腰痛やコルセットの使い方で迷われている方は、お気軽にご相談ください。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)
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