肩こりは温めた方が良い?冷やした方が良い?当院が施術判断で見ているポイント

この記事でお伝えしたいこと

  • 慢性的な肩こりの多くは、筋肉の緊張や血流低下が関係しているため、温めることで楽になることがあります。
  • ただし、「肩こり」と感じていても、ズキズキした痛みや熱感を伴う場合には、冷やした方が良いケースもあります。
  • 当院では、筋肉の状態だけでなく、呼吸や睡眠、精神的ストレス、生活環境まで確認したうえで施術方針を決めています。

はじめに

  • 「肩こりは温めた方が良いのでしょうか?」
  • 「湿布は冷たい方と温かい方、どちらを使えば良いですか?」

肩こりでご来院される方から、このようなご質問をいただくことがあります。

確かに、肩こりに対して「温めるべきか、それとも冷やすべきか」は気になるところですよね。

しかし20年近く肩こりの患者さんを診てきた中で感じるのは、「多くの肩こりは温めることで楽になりますが、一部には当てはまらないケースもあるため注意が必要 」ということです。

今回は、肩こりに対して当院がどのような考え方で温熱や冷却を判断しているのかをご紹介します。

 

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多くの肩こりでは『温める』ことが役立つ

まずお伝えしたいのは、慢性的な肩こりの多くでは、温めることで楽になるケースが多いということです。

肩こりの方は、

  • 肩周りが冷えている
  • 筋肉が硬くなっている
  • 血流が低下している

といった状態になっていることが少なくありません。

そのような場合には、

  • 湯船につかる
  • 蒸しタオルを使う
  • 軽く身体を動かす

などによって血流が改善し、肩が楽になることがあります。

そのため当院でも、基本的には温めることをおすすめする場合が多いです。

『肩こり』の中には冷やした方が良いものもある

ただし、ここで大切なのは、「肩こり」は病名ではないということです。

患者さんが「肩こり」と表現していても、

  • ズキズキと痛む
  • 熱っぽい
  • 触ると熱感がある
  • 急に強い痛みが出た

といった場合には、炎症が起きている可能性があります。

このようなケースでは、温めることでかえって症状が悪化することもあります。

そのため当院では、患者さんからの「肩こり」という言葉だけで判断するのではなく、どのような痛みなのか、いつから続いているのかを詳しく確認することを大切にしています。

温めることには『筋肉以外』の意味もある

温めるメリットは、単に筋肉の血流を良くすることだけではありません。

肩こりの背景には、

  • 姿勢
  • 呼吸
  • 精神的ストレス
  • 自律神経

などが関係していることも少なくありません。

例えば、ぬるめのお風呂にゆっくり入ると、身体だけでなく気持ちまでほっとした経験がある方も多いのではないでしょうか。

実際に、心地よく身体を温めることで副交感神経が優位になり、筋肉の緊張が和らぐことがあります。

逆に、仕事や人間関係のストレスが強い状態では、いくら肩を揉んだり温めたりしても、すぐに筋肉が硬くなってしまうこともあります。

だからこそ当院では、「温めるか冷やすか」だけではなく、その背景に何があるのかを確認することを大切にしています。

18年の歴史がある当院ですが、開院当初よりカルテに「お風呂の習慣について」という項目を設けています。(湯船につかる、シャワーだけ等の回答選択肢があります)

患者さんの症状の背景に何があるのかを、問診の段階から重視しているからこその設問です。 

 

肩こりは「筋肉の問題」とは限らない?当院が施術判断で見ているポイント

当院が確認しているポイント

当院では、

  • どのような痛みなのか
  • 熱感の有無
  • 筋肉の状態
  • 呼吸
  • 睡眠
  • 日常生活での負担

などを総合的に確認しています。

そのうえで、

  • 温めた方が良いのか
  • 一時的に冷やした方が良いのか
  • そもそも別の原因を考えるべきなのか

を判断しながら施術方針を決めています。

当院の考え方

当院では、

  • 「肩こりだから温めるべき」
  • 「肩こりだから冷やすべき」

という極端な考え方はしていません。

ただ、20年近く肩こりを診てきた経験から言えば、慢性的な肩こりの多くでは、心地よく身体を温めることがプラスに働くケースが多いと感じています。

そのため当院では、症状だけではなく、身体全体の状態や生活背景まで確認したうえで、その方に合った方法をご提案しています。

まとめ

肩こりでは、温めることで楽になるケースが多くあります。

しかし、ズキズキした痛みや熱感を伴う場合には、冷やした方が良いこともあります。

当院では、

  • 痛みの性質
  • 筋肉の状態
  • 呼吸や睡眠
  • 生活環境

まで確認しながら、その方に合った施術方針をご提案しています。

肩こりで「温めるべきか、冷やすべきか」で迷われている方は、お気軽にご相談ください。

 

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文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら

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