一般道は平気なのに、高速道路だけ怖いのはなぜ?当院が考える理由と確認しているポイント

この記事でお伝えしたいこと

  • 一般道は平気でも、高速道路だけに強い不安を感じる方は少なくありません。
  • 高速道路への不安には、「逃げられない感覚」や過去の体験など、さまざまな要素が関係していることがあります。
  • 当院では、不安を感じる場面や生活背景を確認しながら、その方に合った施術方針をご提案しています。

はじめに

「一般道なら運転できるのに、高速道路だけはどうしても苦手なんです。」

パニック症状でご来院される方から、このようなお話を伺うことがあります。

一方で、

  • 長距離運転は問題ない
  • 助手席の方が不安になる

という方もいらっしゃいます。

20年近く臨床を続けてきた中で感じるのは、「パニック症状だから高速道路が苦手になる」と単純に説明できるものではないということです。

今回は、「一般道は平気なのに高速道路だけが怖い」という方について、当院がどのように考えているのかをご紹介します。

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一般道は平気なのに、高速道路だけ苦手という方は少なくない

当院には、

  • 一般道なら問題なく運転できる
  • 近所への買い物程度なら平気
  • 家族を乗せて運転することもできる

にもかかわらず、高速道路だけが苦手という方がいらっしゃいます。

実際にお話を伺っていると、

  • 合流が怖い
  • 渋滞が苦手
  • 長いトンネルで不安になる
  • サービスエリアまで遠いと落ち着かない

など、不安を感じる場面はさまざまです。

つまり、「高速道路が怖い」と一言で言っても、その中身は人によって大きく異なります。

『すぐに環境を変えられない』ことが関係していることもある

高速道路では、

  • すぐに停車できない
  • 次の出口まで時間がかかる
  • 渋滞していても簡単には降りられない
  • 体調が悪くなっても環境を変えにくい

といった状況があります。

患者さんからも、

「出口まで我慢しなければならないと思うと苦しくなる」

「渋滞すると急に動悸がする」

「サービスエリアが遠いと不安になる」

といったお話を伺うことがあります。

このあたりは、新幹線や飛行機など「すぐに降りられない乗り物」が苦手な方の不安とも共通する部分があるように感じます。

▶︎なぜ『飛行機だけ苦手』『新幹線だけ苦手』という違いが生まれるのか?当院が施術判断で見ているポイント

そのため当院では、「逃げられない感覚」がどの程度影響しているのかを確認することを大切にしています。

『単調な道の方が怖い』という方もいる

興味深いことに、患者さんの中には、

「首都高速のようにカーブや分岐が多い道は平気なのに、第二東名のような真っすぐな高速道路の方が苦手」

という方もいらっしゃいました。

理由を伺うと、

「一般道のように止まったり発車したり、右へ左へハンドルを切ったりしている時は運転に集中できる。しかし、景色の変化が少ない道では余計なことを考えてしまう」

とのことでした。

もちろん、これがすべての方に当てはまるわけではありません。

ただ、20年近く患者さんを診てきた中で感じるのは、「スピードが出るから怖い」「高速道路だから怖い」といった単純な話で切り分けられるわけではないということです。

そのため当院では、「高速道路が怖い」という言葉だけで判断することはありません。

合流が怖いのか、渋滞が苦手なのか、それとも今回の患者さんのように「単調な環境」が不安を強めているのか――実際には人によってまったく異なることを日々感じています。

当院が確認しているポイント

当院では、

  • 高速道路のどの場面で不安になるのか
  • 初めて症状が出たのはいつか
  • 睡眠や疲労の状態
  • 仕事や家庭でのストレス
  • 最近の生活環境の変化

などを総合的に確認しています。

そのうえで、

  • 「逃げられない感覚」が強いのか
  • 過去の体験が影響しているのか
  • 疲労やストレスが重なっているのか

を整理しながら施術方針を決めています。

当院の考え方

当院では、「高速道路が怖い原因は○○です」と単純に決めつけることはしていません。

同じパニック症状でも、不安を感じる場面や背景は人それぞれ異なります。

また、実際には高速道路そのものではなく、睡眠不足や疲労、仕事や家庭でのストレスが影響していることも少なくありません。

だからこそ当院では、症状だけを見るのではなく、その方がどのような状況で不安を感じているのかを一緒に整理していくことを大切にしています。

 

まとめ

高速道路への不安は、単に「運転が苦手だから」というだけでは説明できないことがあります。

先述の「単調な高速道路ではむしろ不安感が出る」という患者さんはむしろ運転は好きで、得意だとおっしゃっていました。

実際の臨床では、

  • すぐに停まれないことへの不安
  • 長いトンネルや渋滞への苦手意識
  • 単調な道で余計なことを考えてしまうこと
  • 過去の体験やその時の記憶

など、さまざまな要素が関係している場合があります。

当院では、

  • どのような場面で不安を感じるのか
  • 何がきっかけで症状が始まったのか
  • 睡眠や疲労、ストレスが影響していないか

を確認しながら、その方に合った施術方針をご提案しています。

高速道路や長距離の運転に不安を感じている方は、お気軽にご相談ください。

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