立ち仕事で腰が痛いのはなぜ?当院が施術判断で見ているポイント

この記事でお伝えしたいこと

  • 立ち仕事による腰痛でも、痛み方や負担のかかり方は人それぞれです。
  • 当院では、立っている時間だけでなく、歩行や荷重の偏りなども確認しながら施術方針を考えています。
  • 状況によっては医療機関での評価を優先した方がよい場合もあります。

はじめに

美容師さん、販売員さん、調理師さんなど、立ち仕事をしている方から、

「夕方になると腰が重くなります。」

「仕事中は何とか我慢できますが、終わる頃には腰がつらいです。」

というご相談をいただくことがあります。

「立ちっぱなしだから仕方ない」と思われがちですが、当院ではそれだけで判断することはありません。

  • 立って何分くらいで痛くなるのか
  • 歩いている時と立ち止まっている時で違いがあるのか
  • 休憩で座ると変わるのか
  • 左右どちらに体重をかけやすいのか

こうした違いによって、確認するポイントも変わってきます。

今回は、立ち仕事で腰が痛くなる方に対して、当院が施術前にどのような点を確認しているのかをご紹介します。

腰痛について詳しくはこちら

「立っていると痛い」にもいくつかの違いがある

例えば、

  • 立ち始めは平気だが夕方になると痛い
  • 同じ場所で立っている方がつらい
  • 歩いている方が楽
  • 片足に体重を乗せると痛い
  • 休憩で座ると楽になる

など。

一言で「立ち仕事で腰が痛い」といっても、痛み方には違いがあります。

長時間立つことで、腰だけでなく身体全体で体重を支え続ける

立っている時は、身体は常に重力の影響を受けています。

歩いていれば自然と重心は変化しますが、同じ場所で立ち続けると、腰や骨盤まわりだけでなく、

  • 股関節

なども体重を支え続ける状態になります。

その結果、身体のどこかに負担が集中しやすくなることがあります。

ただし、立っていることだけで原因を決めつけることはありません。

当院では、

  • 何分くらいで痛くなるか
  • 歩くと変わるか
  • 座るとどうなるか
  • 左右差があるか

なども確認しています。

『立ち仕事』でも身体への負担は一人ひとり異なる

「立ち仕事による負担」を象徴する患者さんに、17年以上当院に通われている飲食店経営の方がいらっしゃいます。

 

一般的な飲食店であれば、15時前後は客足が落ち着く時間帯です。

しかしこの方のお店は、その時間帯でも行列ができるほどの繁盛店でした。

同じ立ち仕事でも、フロアを動き回るスタッフであれば、歩くことで多少なりとも身体への負担は分散されます。

しかしこの方は持ち場が決まっており、そこからほとんど動くことができない役割でした。同じ場所に立ち続け、かつ休憩もほとんど取れない状態が、来院当初の腰への大きな負担につながっていたと考えられます。

 

来院当初は仕事中ずっとコルセットが手放せない状態でしたが、3ヶ月ほどで週1回程度に減り、半年後にはコルセットなしで仕事ができるようになりました。

 

ただし、それで施術が終わるわけではありません。

持ち場から動けない働き方自体は今も変わっていないため、17年経った今も定期的にお身体の状態を確認しながら施術を継続されています。 

これは「当院で良くなった」という話であると同時に、「同じ場所に立ち続け、歩き回ることすらできない働き方は、身体へ継続的な負担がかかりやすいことを改めて感じた症例でした。 

この方の詳しい改善の経過については、こちらの症例もご参照ください。

 

▶ 立ち仕事で慢性的な腰痛…20年以上悩んだ50代男性の改善症例

腰だけでなく、立位を支える部分も確認する

当院では必要に応じて

  • 股関節
  • 骨盤
  • 胸郭
  • 足の使い方
  • 左右の荷重バランス

なども確認します。

立っている姿勢だけを見るのではなく、身体のどこで体重を支えているのかを確認することを大切にしています。

腰痛は痛い場所だけ施術すれば良い?当院が施術判断で見ているポイント

状況によっては医療機関を優先する場合もある

立ち仕事による腰痛と思っていても、

  • 安静時にも強い痛みが続く
  • 発熱
  • 転倒後
  • 足のしびれや筋力低下
  • 排尿・排便異常

などがある場合には、整体より医療機関での評価を優先していただくことがあります。

まとめ

立ち仕事で腰が痛い場合でも、「立ちっぱなしだから」だけで説明できるとは限りません。

当院では、

  • 何分くらいで痛くなるのか
  • 歩くと変わるのか
  • 座るとどうなるのか
  • 身体のどこに負担が集まっているのか

などを確認しながら施術方針を考えています。

立ち仕事のたびに腰の痛みを繰り返している方は、お気軽にご相談ください。

腰痛症例一覧はこちら

文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら

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