この記事でお伝えしたいこと
- 子どもの抱っこによる腰痛でも、「子どもが重いから」という一つの理由だけで説明できるとは限りません。
- 当院では、抱き上げる・抱っこする・降ろすなど、どの動作で痛みが出るのかを確認しながら施術方針を考えています。
- 抱っこによる腰痛を繰り返している場合は、腰だけでなく抱っこ動作全体や身体の使われ方を確認することが大切だと当院では考えています。
はじめに
「子どもを抱っこすると腰が痛くなります。」
「抱き上げる瞬間が一番つらいです。」
育児中の方から、このようなご相談をいただくことがあります。
「子どもが重いから仕方ない」と思われがちですが、当院ではそれだけで結論づけることはありません。
- 抱き上げる時なのか
- 抱っこして歩く時なのか
- 降ろす時なのか
- 片側だけで抱えることが多いのか
こうした違いによって、確認するポイントも変わってきます。
今回は、子どもの抱っこで腰が痛くなる方に対して、当院が施術前にどのような点を確認しているのかをご紹介します。
「抱っこで痛い」にもいくつかの違いがある
例えば
- 抱き上げる瞬間だけ痛い
- 抱っこして歩くと痛い
- 降ろす時に痛い
- 片側で抱えると痛い
- 抱っこ紐では違う
など。
同じ抱っこによる腰痛でも、痛みの出方には違いがあります。
抱っこでは身体の重さに「子どもの重さ」が加わる
抱っこでは、自分の身体を支えるだけではなく、子どもの体重も支えることになります。
さらに、
- 抱き上げる
- 歩く
- 向きを変える
- 降ろす
といった動作が繰り返されるため、腰だけでなく、骨盤や股関節、胸郭などにも負担がかかることがあります。
ただし、それだけで原因を決めつけることはありません。
当院では、抱き上げる瞬間か、抱っこ中か、降ろす時か、左右差はあるかなども確認しています。
腰痛全般について当院がどのような視点で施術判断を行っているかは、こちらのページでも詳しくご紹介しています。
「抱っこ紐は楽」とは限らない理由
抱っこで腰が痛くなる方にお話を伺っていると、「抱っこ紐の方が楽そうなのに、逆に抱っこ紐で腰が痛くなった」という方は意外と少なくありません。
実は私自身も、子どもを抱っこ紐で抱えていた時期、 同じような経験をしました。
直接抱っこする場合は、重心を左右に移したり、子どもを 抱え直したりと、無意識に姿勢を変え続けることができます。
一方、抱っこ紐は身体に固定される分、同じ姿勢を保持し 続けることになりやすく、また子どもの重さが前方に加わる ことで、バランスを取ろうとして腰を反らせた姿勢が 続きやすくなります。
当院で伺う限りでは、抱っこ紐で腰が痛くなった方の中には、反り腰のような姿勢で痛みを訴える方も少なくありません。
もちろん、抱っこ紐そのものが悪いということではありません。
大切なのは、同じ姿勢が続くことによる負担が、抱っこ紐でも 起こり得るという視点を持つことだと当院では考えています。
腰だけでなく、抱っこ動作全体を確認する
必要に応じて
- 股関節
- 骨盤
- 胸郭
- 足の使い方
- 左右の荷重
などを確認します。
当院では、腰だけを見るのではなく、抱っこという一連の動き全体を確認することを大切にしています。
腰だけを施術しない理由については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
状況によっては医療機関を優先する場合もある
抱っこで腰が痛いと思っていても、
- 急激な痛み
- 転倒後
- 発熱
- 筋力低下
- 排尿・排便異常
などがある場合には、整体より医療機関での評価を優先していただくことがあります。
まとめ
子どもの抱っこで腰が痛い場合でも、「重いから仕方ない」だけで説明できるとは限りません。
当院では、
- どの動作で痛むのか
- 抱き上げる時なのか
- 抱っこ中なのか
- 降ろす時なのか
- 身体全体がどのように使われているのか
などを確認しながら施術方針を考えています。
子どもの抱っこのたびに腰の痛みを繰り返している方は、お気軽にご相談ください。
実際の腰痛症例をご覧になりたい方は、こちらも参考になさってください。
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