車の運転で腰が痛い…運転時間よりも当院が確認している判断ポイント

この記事でお伝えしたいこと

  • 車の運転による腰痛でも、運転中・降車時・歩き始めなど、痛みの出方によって確認するポイントは変わります。
  • 当院では運転時間だけでなく、シートの構造や運転姿勢、身体全体の使われ方も含めて施術判断を行っています。
  • 車の運転のたびに腰痛を繰り返している場合は、原因を一つに決めつけず、身体全体を確認することが大切です。

はじめに

「車を30分くらい運転すると腰が痛くなります。」

「降りる時が一番つらいです。」

このようなご相談をいただくことがあります。

「長時間座っているから」と思われがちですが、当院ではそれだけで判断することはありません。

  • 運転中から痛いのか?
  • 降りる時だけ痛いのか?
  • 少し歩くと変わるのか?
  • 片足側だけつらいのか?

こうした違いによって、確認するポイントも変わってきます。

今回は、車の運転で腰が痛くなる方に対して、当院が施術前にどのような点を確認しているのかをご紹介します。

「運転で痛い」にもいくつかの違いがある

例えば

  • 運転中から徐々に痛くなる
  • 降りる瞬間だけ痛い
  • 渋滞の時ほどつらい
  • 少し歩くと楽になる

など。

同じ運転による腰痛でも、痛みの現れ方には違いがあります。

運転では『座る』以外の負担も加わる

車の運転では、座っているだけではありません。

アクセルやブレーキ、ハンドル操作や後方確認など、同じ姿勢を保ちながら、

身体の一部だけを動かし続けています。

また、自動車の振動が腰に響くことで負担がかかることもあります。

そう言う背景がありますので、腰だけでなく、

  • 骨盤
  • 股関節
  • 胸郭

などを幅広く見ていくことにしています。

ただし、それだけでは全貌が分かりません。

当院では、

  • 何分くらいで痛くなるか
  • 操作での動きで変わるか
  • 降車後どう変わるか

なども確認しています。

車の運転による腰痛だけでなく、長時間座っていることで腰が痛くなる場合に当院が確認しているポイントについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。 

長時間座っていると腰が痛いのはなぜ?当院が施術判断で見ているポイント

運転時間」より『どんな椅子で運転しているか』

運転による腰痛を伺っていると、運転時間の長さそのものより、 「どんな椅子に座っているか」が関係している印象があります。 

例えば、車高の低いスポーツタイプの車で、ランバーサポートを 使わず、背中が丸まった姿勢のまま長時間運転していると、 腰に痛みが出やすいという方は少なくありません。

実は私自身も、 車を運転する際にはランバーサポートを使うようにしています。

 実際に、スポーツタイプのかっこいい車から降りようとした 瞬間にぎっくり腰になり、周りの方に身体を引っ張り上げて もらった、という患者さんの例もあります。

 一方で、長距離トラックの運転手さんなど、日常的に長時間 運転される方の方が、実はひどい腰痛を抱えていないという 印象があります。

トラックは座席の位置が高く、座面や 背もたれが沈み込みにくい構造になっていることが多く、 これも一因ではないかと当院では考えています。

もちろん運転時間が短ければ安心というわけではありません。 大切なのは、時間の長さだけでなく、座っている環境が 腰にどのような姿勢を強いているかという視点だと考えています。 

腰だけでなく、運転姿勢を支える部分も確認する

 

運転による腰の負担は、腰そのものだけの問題とは限りません。

ペダル操作を続ける足、ハンドルを握り続ける肩や腕、振り返っての後方確認で捻る背中など、運転という動作は腰以外の部位にも継続的な負担をかけています。

 

そのため当院では、必要に応じて

 

  • 股関節(ペダル操作による影響)
  • 骨盤(シートに沈み込む姿勢の影響)
  • 胸郭(ハンドル保持や後方確認による影響)
  • 足の使い方(アクセル・ブレーキの踏み方の癖)
  • 左右差(利き足側への負担の偏り)

 

なども確認します。

 

腰だけを見るのではなく、運転という一連の動作の中で、身体全体がどのように使われているかを確認することを大切にしています。

腰だけを施術対象として考えない理由については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

腰痛は痛い場所だけ施術すれば良い?当院が施術判断で見ているポイント 

状況によっては医療機関を優先する場合もある

車の運転で腰が痛いと思っていても、

  • 急激な痛み
  • 転倒後
  • 発熱
  • 筋力低下
  • 排尿・排便異常

などがある場合には、

整体より医療機関での評価を優先していただくことがあります。

まとめ

車の運転で腰が痛い場合でも、「長時間座っているから」 だけで説明できるとは限りません。座席の構造や、日頃の 運転姿勢も含めて確認することが大切です。 

 

当院では、

  • どのくらい運転すると痛むのか
  • 運転中なのか
  • 降りる時なのか
  • 歩くと変わるのか
  • 身体全体がどのように使われているのか

などを確認しながら施術方針を考えています。

車の運転のたびに腰痛を繰り返している方は、お気軽にご相談ください。

車の運転による腰痛をはじめ、さまざまな腰痛の改善事例については、こちらもご参照ください。

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