この記事でお伝えしたいこと
- 腰痛が良くなったように感じても、「痛みがない=身体が完全に元の状態へ戻った」とは限りません。
- 当院では、痛みの有無だけでなく、元の生活に無理なく戻れているか、身体への負担が再び蓄積していないかを確認しながら施術方針をご提案しています。
- メンテナンス施術は「通い続けるため」のものではなく、良いコンディションを維持し、腰痛をできるだけ繰り返さないための身体づくりを目的の一つとしています。
はじめに
「痛みがなくなったので、もう通わなくても大丈夫ですか?」
施術を続けている患者さんから、このようなご質問をいただくことがあります。
もちろん、痛みがなくなったことは良い変化です。
しかし当院では、「痛みがなくなった=身体が元の状態に戻った」とは考えていません。
今回は、腰痛が良くなった後も身体の状態を確認する理由についてご紹介します。
「痛みがない」にもいくつかの状態がある
例えば
- 昨日まで痛かったが今日は痛くない
- 動かなければ痛くない
- 以前より楽になった
- 仕事はできるようになった
- まったく気にならなくなった
同じ「痛くない」でも意味は少しずつ違います。
そのため当院では、痛みが減ったことだけで施術を終えることはありません。
当院が確認しているのは「治ったか」より「元の生活に戻れる状態か」
腰痛が良くなると、
- 仕事
- 家事
- 育児
- スポーツ
- 運転
など、
少しずつ元の生活へ戻っていきます。
当院では、
- 以前と同じ動作で痛みが出ないか
- 疲れが翌日に残らないか
- 同じ姿勢を続けられるか
- 以前できなかった動作が戻っているか
などを確認しています。
「痛みがない」だけではなく、日常生活に耐えられる身体になっているかを確認することを大切にしています。
腰痛について詳しく知りたい方は、まずこちらの記事もご覧ください。
▶ 腰痛について詳しくはこちら
「良い状態を維持する」ことも、カイロプラクティックの役割の一つです
当院では、カイロプラクティックには痛みを和らげるだけでなく、「良い状態を維持する」という役割もあると考えています。
そのため当院では、痛みが落ち着いた後も、身体の使われ方や日常生活での負担を確認しながら、良いコンディションを維持していくことを大切にしています。
以前ご紹介した、17年以上当院に通われている患者さんも、早い段階でコルセットが不要になった後も、メンテナンスを継続することで、忙しい仕事を長年続けてこられました。
もちろん、「痛みがなくなったので通院をやめる」というご判断も、それぞれのお考えとして尊重しています。
ただ、当院でこれまで多くの方を診てきた中では、痛みが引いた時点で通院をやめ、しばらくして同じ痛みで再来院される方も少なくありません。その場合、また一から施術をやり直すことになります。
そのため当院では、「痛みが消えたら終わり」ではなく、その後も状態を確認しながら、必要に応じて施術の間隔を調整していくことをご提案しています。
長期間にわたって良い状態を維持されている患者さんの経過については、こちらの症例でも詳しくご紹介しています。
▶ 17年以上メンテナンスを続けている患者さんの症例
メンテナンスとは「通い続けること」ではなく「状態を確認すること」
メンテナンスという言葉から、「ずっと通わなければならない」というイメージを持たれる方もいらっしゃいます。
しかし当院では、そのようには考えていません。
例えば
- 仕事が忙しい時期
- 育児が続く時期
- 長距離運転が増える時期
- スポーツを再開した時
など、
身体への負担は生活によって変化します。
そのため当院では、必要に応じて身体の状態を確認し、その時々の生活に合わせて施術間隔をご提案しています。
日常生活を送るうえで全く腰に負担をかけることなく生活することは不可能です。
誰しもが日常生活で負荷が蓄積するものですが、それが「腰痛」という症状に発展しないように対処することが大切です。
当院では、メンテナンス施術も、この役割を大切にしながら行っています。
日常生活の中で腰に負担がかかりやすい場面については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
▶ 長時間座っていると腰が痛いのはなぜ?当院が施術判断で見ているポイント
状況によっては医療機関で再評価をお願いすることもある
腰痛が改善してきた後でも、
- 急激に痛みが再発した
- 足のしびれが強くなった
- 筋力低下
- 排尿・排便障害
- 発熱など全身症状
がある場合には、
整体ではなく医療機関での評価を優先していただくことがあります。
改善途中であっても、症状が変化した場合には判断を見直すことを大切にしています。
夜間の痛みや医療機関での受診を優先した方がよいケースについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
まとめ
腰痛が良くなった後も、「痛みがない」だけで身体の状態を判断できるとは限りません。
当院では
- 元の生活に戻れているか
- 身体の使い方が安定しているか
- 再び負担が蓄積していないか
などを確認しながら、
その方に合わせた施術方針をご提案しています。
痛みがなくなったことをゴールにするのではなく、その状態をできるだけ長く維持できる身体を目指すことも大切だと当院では考えています。
腰痛をできるだけ繰り返したくないとお考えの方は、お気軽にご相談ください。
実際の改善事例をご覧になりたい方は、こちらもご参照ください。
▶ 腰痛症例一覧はこちら
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら)
学芸大学周辺で腰痛でお悩みの方へ
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