50代 女性 腰痛で趣味のダンスができなかった症例

こちらは「腰痛」の症例紹介ページです。

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50代 女性 腰痛で趣味のダンスができなかった症例

ご来院前の経緯

元々3月末(初来院は6月中旬)にごみを捨てる動作で腰を痛めました。

趣味で長年ダンスをやっていましたが、その直前に慣れないジャズダンスで腰への疲労は自覚していたとのことです。

その直後、日常生活の中で腰を反る動きをしたところ、ギックリ腰を発症。それをきっかけに左の臀部に痛みが続くようになってしまいました。

その間、ご家庭の方でも色々な出来事があり、腰のケアをする時間が取れないまま3か月ほど過ぎましたが、痛みが取れないうえに特に曲げる痛みの時に強い痛みが走るようになり、趣味のダンスも全くできない状態が続いていたため、ダンス仲間のご紹介で当院へご来院されました。

詳しい状況

初回に問診でお話しした時はとにかく腰の痛みが長く続いていて、「本当に治るのだろうか?」「一生このままではないのだろうか?」という不安に苛まれている様子がありありと見て取れました。

具体的症状としては…

  • 長時間座っていると痛みが強くなる
  • 動いていると少し楽になる
  • 前かがみの動作で痛みが出る
  • 左ふくらはぎに軽いしびれがある

といったあたりです。

このように腰痛は「前かがみで痛い」「座ると痛い」「動くと楽になる」など、痛みが出る場面によって身体の状態を推測するヒントが得られます。当院がどのような視点で確認しているかについては、「前かがみで痛い?反ると痛い?腰痛の見方と判断のヒント」で詳しく解説しています。

以上のことからぎっくり腰による一時的な炎症は落ち着いているものの、身体を守るために働いた筋肉や関節の緊張が十分に解消されず、動きのバランスが崩れた状態が続いている可能性があると判断しました。

また、ジャズダンスの再開に伴う身体への負荷の変化や、足裏の硬さ、背中から骨盤にかけての連動性の低下なども重なり、左のお尻に負担が集中していると考えられました。

こういう場合、痛みがある場所だけでなく、全身の動きのつながりを確認しながら施術必要があります。

当院では、痛みがある場所だけを施術するのではなく、なぜその場所に負担が集中したのかを確認することを大切にしています。詳しくは「腰痛は痛い場所だけ施術すれば良い?当院が施術判断で見ているポイント」で解説しています。

結果だけではなく原因の部分にもしっかり着目して偏りにくい身体づくりも目指していきました。

なお、しびれなどの症状については慎重に経過を確認し、必要に応じて医療機関での検査をご提案する旨をお約束し、施術をスタートさせました。

施術経過

初回施術時に印象に残ったこととして、左側の胸腰移行部(腰の上、背中の真ん中より少し下あたり)を押圧すると、患部である左臀部に痛みが走ったことです。

背中や肋骨周りの筋肉に動きの余裕がなく、結果としてお尻の部分に負担がかかっているという仮説通りの減少でした。

そのため、胸椎(背中の真ん中あたり)や肋間筋(肋骨と肋骨をつなぐ筋肉)を丹念に緩めていくことに主眼を置いて施術をしていきました。

もちろん痛みがある左臀部の施術もしっかりと行いますが、比重としては背骨回りを緩める方に重きを置きました。

また、こちらの患者さんに限らずですが現代人のほとんどがうまく使えない足裏や足指の施術も行っていきました。

初回施術後は「軽くなったかも」と仰いましたが、立ち上がるときはまだ痛みが残っている様子でした。

2回目のご来院時に確認すると「2日後に一時的に痛みが強くなったが、その翌日には逆に痛みが引いた」とのこと。

初回施術から2週間ほどの間はこのような調子で、「全体的には少しずつ軽くなっているが、ふとした動きやタイミングで痛みが出ることがある」という状況でした。

腰痛は一直線に改善するとは限らず、このように少しずつ変化していくことも少なくありません。当院の考え方は「腰痛はどれくらいで良くなる?当院が施術判断で見ているポイント」でご紹介しています。

そんな状況も3週間経つ頃には変化が訪れ、「しばらくやっていなかった水泳をやったところ、ほぼ痛みなく泳げた」とのことでした。ただしこのタイミングではまだ平泳ぎの動きで痛みが出たとのことです。

このころから日常生活での痛みもほぼ消えてきて、通院開始4週後以降は日常生活で痛みを感じることはなくなり、水泳でも平泳ぎをしても痛みが出なくなったとのことです。

現在(来院開始6週後)は動きの激しいダンス練習への復帰に向けて、全身のバランス調整を行っています。

 

まとめ

当院が施術時に大切にしている考え方に「結果として出ている症状のみにアプローチするのではなく、そこに負担をかけている原因を見つけてアプローチする」ということがあります。

今回の症例はまさにこの考え方で臨んだことが結果を奏したと考えています。

患者さん自身の痛みは左のお尻の部分に集中していたため、思わず「この周囲の筋肉を緩めれば何とかなる」と考えてしまいがちです。しかしながら「なぜその部分(左のお尻の部分)に痛みを発するような負荷が集中するのか?」を考えて、原因の部分からアプローチしないと結局は症状を繰り返すだけに終わってしまいます。

こちらの方はただ日常生活で痛みが取れればよいだけでなく、この後動きが激しいダンスの練習に復帰することを視野に入れているので、身体全体のバランスを整えることも視野に入れてキッチリとサポートさせていただく予定です。

慢性的な腰の痛みでお悩みの方、もしくは「痛いところをもんだりストレッチしているけど、状態が変わらない…」とお悩みの方は、原因の部分からアプローチする必要があるかもしれません。

当院では臨床経験20年の私が責任もってサポートさせていただきますので、上記のような症状でお悩みの方は是非お気軽にご相談くださいね。

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文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰(院長プロフィールはこちら

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