50代 男性 顔面神経麻痺

50代 男性 自営業 症状:顔面神経麻痺(ベル麻痺)

ご来院前の経緯

ご来院の1週間前に突如顔面神経麻痺を発症。

麻痺は右側に見られ、見た目の歪みはもちろんのこと、口角が下がって涎が出る、飲み物を口に含んでもこぼすといった症状があり、瞼もうまく閉じられないため涙がとめどなく流れる状態。

病院に行き、ステロイド剤を処方されるものの民間療法も試したいと医師に許可を取り、当院へご来院。

詳しい状況

自営業を営んでおり、睡眠も3時間程度でかなりの激務をこなしていた。

どんな症状でもそうですが、睡眠をキッチリととらないとなかなか改善が思うように進まないので、可能な範囲で生活習慣を改めてもらうようアドバイスを行った。

施術に関してはとにかく神経系、もっと言うと顔面神経の正常な回復が主目的となるので…

  • トルクリリーステクニック(全体の神経を調整)
  • ニューロオリキュロセラピー(顔面神経麻痺のポイントを刺激※下記に画像を記載)

顔の筋肉に関しては病院でリハビリの動きをレクチャーされていたことからこちらでは触れず、上記の神経系の施術に絞って行った。

↓ニューロオリキュロセラピーにおける顔面神経麻痺のポイントはこちら

施術経過

週2回のペースで施術をスタート。

症状の特性上簡単に変わらないことは予想されたが、やはり最初の3週間程度は見た目と言う面ではほぼ変化が無かった。

しかしながら「動き」と言う面では初回施術を終えた段階で「僅かながら口元に力が入るような感覚があった」ということで、ご本人も前向きに施術に取り組んでいただけるきっかけになりました。

1ヶ月経った頃撮影した写真では目の開きが初回時に比べてしっかりと開くようになったことを確認。

その後は少しずつ力も入るようになってきて、3ヶ月後には見た目的にもほぼ発症前の状態にまで回復。

力の入り方と言う面では少し時間がかかりましたが、施術間隔を空けつつ半年経過する頃には筋肉を動かすときの違和感もほぼ消失しました。

(※ご本人の許可を得てご来院される患者さんには回復経過を写真でお見せしていますが、ホームページへの掲載は自粛させていただいております)

まとめ

顔面神経麻痺はある日突然現れることが多い症状であり、見た目もだいぶ変わるケースがあるため、多くの方が発症されると「治るんだろうか?」と不安に思われる症状です。

仮に顔面神経麻痺が出た場合には必ず先に病院へ行き、診断を受けて来てください。

そのうえで当院のような民間療法を併用されると良いかなと思います。

顔面神経麻痺でお悩みの方は当院まで是非ご相談ください。

文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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アルテカイロプラクティック