20代　男性　ゲームのやり過ぎで起きためまい

子供のころから無類のゲーム好き。

プレイするだけでなく製作まで行っており、それが高じてゲーム会社に就職。

パソコンに向かっての作業に加え、試作品のプレイも含めると起きている時間は常に何かしらのモニターに向かう生活をしていた。

元来が好きなことなので多少の疲労感を感じても気にせず、時には夜を徹して作業に没頭することもあった。

そんなある日、突然強いめまいに見舞われた。1ヶ月以上下がらない微熱を併発していたこともあり様々な病院で検査を行い、一度「寄生虫の存在」を疑われるも精密検査の結果その可能性は無いとの診断。

病的な問題は無いとの判断を受け、当院へご来院されました。

めまい患者さんの典型症状として首や肩こりが酷いことが共通してみられますが、こちらの患者さんも例外ではありませんでした。

コリに加え特に右方向への首の回旋（回す動き）に著しい制限がありました。

筋肉が硬くなりすぎることでその中を走行する各種神経が影響を受けますし、背骨の可動域が低いと中を通っている脊髄の働きにも影響を与えます。

私たちは「当たり前のこと」と考えがちですが、人間の身体は重たい頭が一番上に載っており、それが右を向いても左を向いても上を向いてもめまいのようなことが起こらないのが奇跡みたいなものなのです。

そのためには「めまいを起こさせない働き」を水面下で行っている神経系の貢献があるのですが、先述の通りひどいコリや可動域の制限は神経系の働きも低下させる可能性があります。

そこでこちらの患者さんには…

• トルクリリーステクニック
• ニューロオリキュロセラピー（めまいポイントを刺激）

上記施術でまず神経系の働きを整えました。

そのうえで…

• 筋肉の緩和操作
• 動きが悪くなった関節への矯正

を行い、動きの悪さから神経に及ぼす悪影響を極力減らすようにしました。

大変生真面目な患者さんで、こちらが提示した「施術計画」通りにきっちりとご来院されました。

初回～５回目くらいまでは施術直後に立ち上がるとむしろ少しふわふわした目まいを感じることがありましたが、ご本人曰く「帰宅中に治まりそこから数日は調子良く過ごせる」とのことでした。

6回目（約3週間経過後）あたりから術後のフワフワ感も収まり、次の施術まで症状が起きない状態を維持出来ることが増えました。

ご本人も「好きなゲームだけど、やり過ぎないように時間に制限を設けよう」と考えて、徹夜での作業を差し控えるなどしていただいたおかげもあって、1ヶ月ちょっと経つ頃にはめまいの兆候さえ消えてきたとのことです。

その後徐々に間隔を空けていき、現在では3週から1ヶ月に一度程度のメンテナンス施術を行っております。

モニターに向かう時間が他の業種に比べて格段に多い仕事なので、時折目まいを感じることがありますがそれも10ヶ月に1度程度で、いずれも軽症とのことです。

とはいえ普通の方に比べれば尋常でないくらいモニターに向かうことが多い仕事ですので、

当院のような「徒手療法」を行う治療院にいらっしゃるめまい患者さんは、病院での検査の結果異常がなかったいわゆる「原因不明」の方です。

そういった場合「原因不明」とはいうものの基本的には「頸性のめまい」といって首肩の筋肉の異常緊張が関係していることが殆どです。

そういう経緯もあり当院では筋緊張の緩和を重要視して施術を行いますが、ニューロオリキュロセラピーやトルクリリーステクニックでの神経系のアプローチを行うことが、結果として安定的な回復に繋がることが多いです。（導入以前と以後を比べた実績を比べても明らかです）

めまいは非常に厄介かつ起きてしまうと一日中寝込まざるを得ないなど、QOL（生活の質）が著しく下がってしまいます。

こういった症状でお悩みの方は、ぜひ当院までお気軽にご連絡くださいね。

文責及び施術担当者：アルテカイロプラクティック院長　前田彰

※回復には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。

前田  彰（まえだ　あきら）

学芸大学の整体院　アルテカイロプラクティック　院長　日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL（生活の質）も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

昭和53年6月26日生まれ　千葉県野田市出身　血液型AB型

（学芸大学に開業して17年）

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