40代 男性 マスコミ系 症状:パニック障害(強い不安感)
ご来院前の経緯
マスコミ系のお仕事をされており、真夜中の打ち合わせもその後の飲み会も当たり前にある生活を長年行っていた。
昼夜の逆転も多く、「自律神経の乱れってこういうものかな…」という倦怠感や寝つきの悪さなどの症状が少しずつ出始めたある日、仕事現場で突如強い不安感に襲われると共に過呼吸を発症。
救急搬送された病院でパニック障害と診断されました。
それから半年近くは処方された抗不安薬を発作が起きそうなタイミングに服用。
しかしながらこれでは根本的な改善に繋がらないうえに、お酒を飲んだ時にも酔いがさめるタイミングで必ず強い不安感に襲われるようになったことから、他の療法も試そうと当院にご来院。
詳しい状況
院に入ってきた瞬間から初めての場所と言うこともあり、かなり不安感に襲われた表情をされていました。
ドアや窓を開け、カーテンも全開にするなど開放的な環境にして問診検査を行いました。(パニック障害の患者さんはこのような環境の方が落ち着いて問診や施術を受けられる傾向があります)
インサイトディスカバリーの検査では、他のパニック障害の患者さん同様…と言うよりも同じ症状の方と比べてもとりわけ緊張が強く出ていました。
施術はパニック障害の基本セットともいえる…
- トルクリリーステクニック
- ニューロオリキュロセラピー
という脳の神経伝達物質を正常化させることを目的にしたものを基本に行いました。
また、パソコン仕事が長い影響か背中の上部の関節や肋骨をつなぐ筋肉(肋間筋)も硬かったので、交感神経を抑えるためにも筋肉や関節矯正を行いたかったのですが、関節に関しては恐怖感が強く、筋肉の緩和操作のみ上半身を中心に行いました。
施術経過
最初は週2のペースでスタート。1ヶ月を過ぎるころには週1に減らしていきました。
患者さんの回復の仕方は人によって様々ですが、こちらの方の場合「1回1回の施術で少しずつ状態が上向いていく」パターンの回復傾向でした。
劇的な変化は無いものの少しずつ感じる回復に手ごたえを感じ、ペースもキッチリ守っていただくこと、また「回復までの間は…」と大好きなお酒を控えられました。
その結果数カ月たつ頃にはすっかり元の状態に戻りました。
梅雨時が苦手と言うことで、翌年の梅雨の前には相当警戒されいましたが、結果として調子を崩すことなく過ごせて、ご本人もだいぶ手ごたえをつかまれたご様子です。
今では病的な不安を感じること自体ほぼ無く、大好きなお酒も楽しんでいます。
良い状態を保つため、月に1回程度のペースでメンテナンス通院をされています。
まとめ
「地道に少しずつ…」という回復パターンの代表例のような症例でした。
この方の特徴として「お酒を飲むと後から逆に不安になる」といのがありましたが、脳の快楽物質が出る嗜好品を頻繁に取ると、脳は「どうせそれを摂取するから、それまで快楽物質を出さなくて良いか」という風に考えます。(脳は基本的に省エネ第一主義です)
その結果パニック障害のような神経伝達物質の循環が絡むような患者さんには、お酒等の摂取が悪影響を及ぼすことがあります。
こちらの方も治療中はずっと止めていましたが、しっかりと状態が回復した今では摂取しても問題ない状況になっています。
パニック障害の出方は人それぞれですが、適切に対応することで多くの人が回復しています。
そういった症状でお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰
※回復には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
この症例の患者さんの声
この記事を書いた人
前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
詳しいプロフィールはこちら
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