40代 男性 会社員 症状:足底筋膜炎(土踏まずが痛い)
ご来院前の状況
以前は比較的服装が自由な会社にいたため、出勤時もウォーキングシューズやスニーカーなど、比較的足への負担が少ない靴を履くことが出来た。
1年前に転職して以降ソールの堅い革靴を履くことが増え、少しずつ足裏に違和感が増えてきていたが、起床時に床に足をついた瞬間に激痛が走ったため、ネットでそのあたりの対応をしてくれそうな院を探し、当院へご来院。
詳しい状況
足裏の土踏まずに関しては形はしっかりしているものの、それ自体は非常に固まって動きを失っており、「衝撃吸収」という本来の働きを十分に行えない状態であった。
この場合、足裏以外にも足首や足指が使えていない方が多いですが、この方の場合は特に足指を全くと言って良いほど使えていない状態でした。(足のグーパーはもちろん、指を開くのも難しい)
現代人は靴の影響で足指を十分に使わなくても不自由なく歩けてしまいますが、本来人間の足も手と同様指がしっかりと機能していなければなりません。
しかしながら足指が上手く使えていないと足底部の筋肉が過剰に使われてしまう結果となります。
こちらの方の場合は指は本来うまく使えていなかったものの、以前はウォーキングシューズのような足に優しい靴を履く機会が多かったたために、症状は出ていなかったと考えれます。
ところが革靴のように底の部分が固く、指もうまく使えない靴を多用することにより、元々余裕のない足がすぐに悲鳴を上げたものと考えられます。
施術に関しては症状の有る足底部はもちろんのこと、足指の関節をうまく使えるように運動療法も多く取り入れて、根本的に足の状態を改善することを目的にして行いました。
施術経過
痛みそのものは意外と早めに変化が出ました。
初回から4回目(約2週間)程度の施術の間に、「朝の起床時に足を着いた時の痛みはほぼ感じられなくなった」とのことです。
しかしながら先述の通り、根本原因となる「足指の動きの悪さ」はこの時点では解決しておらず、ご本人も違和感までは消えていない感覚があったので、施術並びにご自宅でのエクササイズはしっかりと継続しました。
しつこい違和感は約3ヶ月程度、そしてこれまでほぼ慢性的にできていた魚の目が5ヶ月程度たつ頃にはほぼ無くなり、痛みだけではない状態改善にご本人も驚かれていました。
現在月に1回のペースでメンテナンス施術を行っています。
まとめ
他の足底筋膜炎患者さんもそうですが、足底部の痛みは殆どの場合「結果」に過ぎず、その「原因」は足指(こちらの方の場合はこれにあたります)や足首、脹脛やスネの筋肉などあらゆるところに可能性があります。
更に遡ればそれらの部分に影響を及ぼすものとして、膝や股関節の影響もあり、原因の特定はそれ相応の施術経験が無いと難しいところがあります。
開院以来17年、治療家として20年のキャリアを誇る当院ではこの辺りの原因をしっかりと見極めて施術を進めてまいります。
足底筋膜炎でお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰
※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
この記事を書いた人

前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
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※ご利用希望の方は必ずご予約時にその旨をお伝えください。ご来院後にお伝えいただいてもご利用頂けないことがございますので、くれぐれもご注意くださいませ。
お電話ありがとうございます、
アルテカイロプラクティックでございます。