50代 男性 自営業 症状:慢性疲労症候群
ご来院前の経緯
50代に入った頃から「寝ても寝ても疲れが取れない状態」が長く続き、病院で各種検査を受けるが異常は無し。
睡眠の質に問題があるかもと「睡眠時無呼吸症候群」を疑って専門病院に行くも、診断の結果は特にその可能性は無いとのこと。
いわゆる病気では無いので、民間療法のようなものを探していたところ当院のサイトで慢性疲労症候群について記載しているもの読み、自分に合っているかもと判断してご来院されました。
詳しい状況
元々仕事上の悩み等を深く考えてしまうこともあり、そのあたりのことを悶々と考えてながら眠りについた日は寝付けなかったり途中で目が覚めたりはしないものの、明らかに翌朝の疲労感が強く出ているとのことでした。
また精神的な疲労を取り除くためにアルコール、肉体的な疲労を取り除くために甘いものをよく摂取するとのことでしたので、そのあたりの栄養指導も併せて行いました。(詳細は下記の「まとめ」の箇所に記述します)
背中の上部を中心に非常に筋肉が固かったので、施術に関しては他の「慢性疲労」の患者さんと基本的にはほぼ同じ、下記の要領で進めていきました。
- ニューロオリキュロセラピーで「慢性疲労症候群」のポイントを刺激
- 全身の筋肉を調整し、血流を改善する(栄養や酸素を体中に行きわたらせる)
- 呼吸が浅いので、首と上部胸椎(背中の上部)の関節矯正
ニューロオリキュロセラピーの「慢性疲労症候群」のポイント

施術経過
症状も強かったため、最初のうちは週2回程度のご来院をお勧めしました。比較的時間の調整がつけやすかったため、来院ペースもしっかりと守りながらの施術開始となりました。
他の慢性疲労の方もそうですが、比較的1回目の施術後の翌朝に「疲労がいつもよりよく取れた」ことを実感する方が多く、こちらの方もそのパターンでした。
疲労感の抜けよりも先に「熟睡出来るようになった」感覚が先だったようで、最初の1ヶ月は「日中の疲れはまだまだあるけど、しっかり眠れるようになってきたことが嬉しい」とのことでした。
しっかりとした睡眠で徐々に蓄積した疲労が抜けてきたのか、2ヶ月目にはそもそもの疲労感がだいぶ減ったことを自覚できたとのこと。
3ヶ月経つ頃には「仕事がハードな時などはもちろん疲労を感じるが、そうでない時に動けなくなるような疲労感を感じることが無くなった」とのことです。
現在は月に2回程度、メンテナンス施術を行っております。
まとめ
私も現在40代ですが、もちろん若い頃よりは疲労を自覚したり、それがなかなか抜けないことを実感する機会が増えてきます。
現に慢性疲労症候群でご来院される方は40代以上の方が多いですが、最近は30代前半と若い方でもご相談を受ける機会が増えています。
これにはストレスが多い現代社会の特徴なども考えられますが、情報が氾濫していることにより「誤った情報を鵜呑みにして、逆効果になっている」例などもあります。
現にこちらの方も先ほど栄養面の問題を指摘しましたが、「アルコール」で精神疲労が回復したり、「甘いもの」で肉体疲労を回復させようとしている方が本当に多いです。
しかしながらこれらのものはあくまでも嗜好品であり、一瞬疲労を回復させたように感じさせますが、実際にはなんの解決にも至らないばかりか依存性もあり、ずっとそれを取り続けてしまうという悪循環に陥ります。
本当に疲労を回復させるものはタンパク質だったりビタミン、ミネラルだったりといった栄養素だったりします。
人によって足りない栄養素は違うので、当院ではその方の生活習慣や食習慣を直接お聞きしながらその人その人にあったアドバイスも施術と合わせて行います。
慢性疲労はその方の生活習慣が招いている側面も強いので、施術はもちろん大事ですがそれだけでは日々の生活の中で効果が台無しになってしまうパターンが考えられますので、こうした生活習慣面でのケアも手厚く行っていきます。
慢性的な疲労にお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰
※回復には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
この記事を書いた人

前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
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