30代 女性 秋の気候変動に伴う目まい

30代 女性 会社員 症状:秋の気候変動に伴うめまい

ご来院前の経緯

丁度今から1年前の2024年9月下旬に季節の変わり目で温度変化が激しくなってきたタイミングで目まいを発症した患者さんの症例です。

元々秋口や春先など季節の変わり目に何となく軽い目まいを感じることが多かった。特に午後になると首と後頭部の境目や肩甲骨周りが固まっていき、その後にめまいを発症するパターンが多かったですが、疲労が溜まると起床時にも目まいを感じるようになりました。

段々症状が強くなってきたので会社近くの耳鼻咽喉科を受診するも「特に異常なし」との診断を受け、他の方法を模索している中ネットで検索して当院へご来院されました。

詳しい状況

触診でもインサイトディスカバリーという検査装置でも、共に首や肩回りに非常に強い緊張が見られました。

また、別途行った触診検査でも頭(特に耳の上あたりの側頭部と呼ばれる部分)が非常に固まっている傾向が見て取れました。

表情も常に顔をしかめたような状態で、精神的にもストレスが溜まっていることが顕著でしたので、筋肉を緩める緩和操作のみならず、トルクリリーステクニックとニューロオリキュロセラピーと言った自律神経の調整に特に強みを発揮する施術も併せて行いました。

特にニューロオリキュロセラピーに関しては「めまい」専用のポイントがありますので、初回施術時よりそちらをしっかりと刺激していきました。

なお、筋肉の緩和操作に関しては首や肩の血流改善による周辺組織の回復、骨格矯正に関しては特に胸椎やそれを覆う肋骨の動き(正確には肋間筋の柔軟性確保)改善に主に注力しました。

ニューロオリキュロセラピーの「めまい」ポイント

施術経過

初回の施術時に仰った「顔と頭周りのつきものが取れた感じがする」という一言がとても印象的でした。

ふらつきは少しあるものの翌日の起床時には、めまいに悩まされることも無く、また仕事終わりにも目まいが来ることは無かったとのことです。

とはいえ、最初のうちはこの状態は長続きがしないので、完全に戻りきる前に集中的に施術を行いました。

3週間経過する頃には肩こりもかなり楽になってきて、集中力を終業時間まで維持できるようになってきたとのことです。

2ヶ月後、季節が冬に変わる時にも目まいらしい目まいがほぼ出なかったと喜ばれており、そこから更に3ヶ月後の春先もめまいが全く出ませんでした。

デスクワークで生じる肩こりや首コリのメンテナンス並びに、そこから来る血行不良の予防のため、現在でも月に1回程度メンテナンスでご来院されています。

まとめ

秋口は日照時間の変化や、急激な気温の変化などで自律神経が乱れ、目まいを発症する方が一般的にも多いです。

こちらの症例の方のようにデスクワークに従事していると、そこに首や肩の強いコリが加わり、血流を阻害するためにより目まいのリスクが上がります。

施術においては筋肉のみならず、骨格矯正による肋骨の柔軟性の確保(呼吸が深くなり、交感神経を抑えられます)、自律神経の調整と多方面からのアプローチが求められますが、当院ではそれぞれ対応可能なので比較的様々なタイプの目まいにも対応できると自負しております。

今年(2025年)は10月に入った今もまだ暑さが残りますが、この後に大きな気温変動などが予想されます。

その影響で目まいが起きてしまってからもご対応は可能ですが、基本的にはそうなる前にしっかりと首周りの筋肉や自律神経のケアを行い、予防することを推奨します。

秋口の目まいでお困りの方、もしくは「今年はまだ平気だけど毎年季節の変わり目には目まいも起きてるし、予防しておきたい」という方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。

文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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