『歪みが原因』と言われて不安な方へ

本日は「歪みが痛みの原因です」と言われて不安に感じている方に向けて、当院が大切にしている視点をお話ししていきます。

①当院が考える歪みとは?

結論からお話しすると、世間的にも症状の「原因」として考えられている歪みですが、当院では多くの場合「結果として現れているもの」として捉えています。 重力等で常に負荷をかけられている人間の身体は、簡単に痛みが出ないように常に自分の身体を無意識に補正します。 このような補正によって、人間の身体は比較的痛みが出にくいように働いています。(もちろん限界を超えたら痛みは出ますが…)

②左右対称信仰で必要以上にご自身を苦しめないでください

そう言うわけですので、歪みはある意味では「私たちの身体を守ってくれた結果として生じたもの」と見ることが出来ます。 ここで質問されるのが「でも、人間の身体って左右対称じゃなきゃいけないのでは?」と言うことです。 世の中に歪みを否定する情報があまりに多いせいか、このように考えてしまう方が大変多いのですが、そもそも人間の身体は左右対称ではありません。 内臓の位置も左右非対称ですし、右半身と左半身もそれぞれ左脳と右脳の支配下にあります。 さらにビルのような構造物ならいざ知らず、私たち人間は歩いたり走ったり階段を登ったりするので、かっちり左右対称では都合が悪くむしろ状況に応じて左右バランスを調整するのが自然なんです。 行き過ぎた「左右対称でなければならない」という考え方が和らぐだけでも、
不安は少し軽くなるのではないでしょうか。

③歪みを治すことより大切なこと

ここまでお話ししてきた通り、「歪み」はある意味結果として目に見えているものです。 20年近い私の経験でも、直接的な原因となることは多くありません。あくまでも副次的なものと捉えて日々施術しています。 本当に大切なことは、その歪みを作っている真の原因、例えばメンタル的なストレスのかかり方はどうか?食生活はどうなのか?仕事の作業環境がどうか?と言ったところをしっかりと確認し、そのために生じる神経的、筋骨格的な不調は何か?? 目の前に出てきた歪みという結果に惑わされず、「真の原因とは何か?」に着目することを大切にしています。

④まとめ

全てがそうとは言い切れませんが、歪みはあくまで「結果」として出ていることが多いです。 情報過多の時代なので、歪みに対して過度に不安を感じさせる情報を見て心配になる患者さんも多く見てきました。 その辺りの考え方も含め、施術の際に分かりやすく伝えるように努めています。

当院では、目に見える歪みだけで身体を判断せず、
「なぜ今その状態になっているのか」という背景を大切にしています。

 

当院の施術判断の考え方については、
他の事例も「施術判断ログ一覧」でご覧いただけます。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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アルテカイロプラクティック