本日は「朝の起床時だけ痛い痛み」と「動くほど辛くなる痛み」について、臨床の中でよくいただくご相談を踏まえ、当院がどのように考えどのように施術判断に活かしているかという視点でお伝えしていきます。
「痛い」という訴えを患者さんから伺った際、当院ではまず「その痛みが、どのような出方をしているのか」を、患者さんご本人の言葉で詳しくお聞きすることを大切にしています。
同じ「痛い」という表現であっても、その出方や変化の仕方は人それぞれです。
中でも多く聞かれるのが、
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朝の起床時は痛いものの、動いているうちに少しずつ軽減し、日常生活の中では気にならなくなっていく痛み
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安静時はそれほどでもないものの、動いていると徐々につらさが増してくる痛み
といった訴えです。
痛みの「強さ」よりも「変化の仕方」を見る理由
当院では、痛みの強さそのものよりも、
「時間の経過や身体の動きの中で、どのように変化していくか」
という点を重視して判断することが多いです。
同じように感じられる痛みであっても、動いていく中で徐々に変化が出てくる場合と、動くほどにつらさが増してくる場合とでは、施術に入る際の考え方が自然と変わってくるからです。
もちろん、すべてのケースがこの通りに当てはまるわけではありませんが、痛みの出方としてひとつの目安になることは少なくありません。
動いていく中で変化が出やすい痛みについて
朝の起床時に強く感じられるものの、身体を動かしていくうちに徐々に軽減していく痛みの場合、筋肉の緊張が強く関わっているケースが多く見られます。
このような場合、時間の経過や身体の動きとともに、痛みの感じ方に変化が出てくることがあります。
当院では、身体の反応を確認しながら、無理のない範囲で施術を進めていくことが多くなります。
動くほどつらさが増してくる痛みについて
一方で、安静時はそれほどでもないものの、動いていると徐々につらくなってくる痛みの場合には、急性期の炎症などが関与していないかを含めて、より慎重に状況を見極める必要があると考えています。
このようなケースでは、無理に施術を進めるのではなく、禁忌となる所見がないかを確認しながら、当院の施術が適しているかどうかを丁寧に判断していくことが多くなります。
場合によっては、医療機関の受診を勧めることも安全を第一に考えた判断のひとつだと考えています。
「何とかしてあげたい」気持ちと、判断の大切さ
私たち治療家は、目の前で「痛い」と困っている方を前にすると、「何とかお力になりたい」と考えるものです。
その気持ちはとても大切ですが、徒手療法家であるカイロプラクターや整体師が
「お力になれる状態なのか」もしくは「医療機関につなぐべき状態なのか」を見極めることも、同じくらい重要だと考えています。
その判断を行ううえで、痛みの出方や変化の仕方を丁寧に確認することは、欠かせない視点のひとつです。
当院が大切にしている考え方
当院では、改善を目指すことと同時に、まずは 「安全第一」 であることを何よりも大切にしています。
痛みのタイプや経過を丁寧に見極めながら、無理のない形で、その方にとって適切な判断を行う。
それが、日々の施術にあたる際の基本姿勢です。
当院の施術判断の考え方については、
他の事例も「施術判断ログ一覧」でご覧いただけます。
この記事を書いた人
前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
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