じっとしていても痛む場合、動き出しだけ痛む場合 ~当院の施術判断の考え方~

本日は前回に続いて痛みという切り口から当院の考え方をお話ししていければと思います。
※前回のテーマ「朝だけ痛い痛みと、動くほどつらくなる痛み ~その違いをどう見てるか~」はこちらからお読みいただけます

今回は「じっとしていても痛む場合」と「動き出しだけ痛む場合」について、当院の施術判断の考え方をお知らせしていきます。

痛みの「強さ」よりも「どういう状況で痛むのか?」を見る理由

前回のテーマとも重なる部分がありますが、当院は痛みの強さそのものだけで施術の方向性を判断することは多くありません。
それよりも「どういう状況で痛むのか?」「どうやれば変化するのか」を重視しながら施術を進めるケースが多いです。

同じような痛みであったとしても、「じっとしていても痛い(楽な姿勢が見つからない)」のか、それとも「動き出す時は痛いが、安定した体勢になれば痛みが落ち着くのか?」で、施術に入る考え方や方向性が変わることがあるからです。
もちろん全てのケースがこの通りに当てはまるわけではありませんが、大切な目安となることは少なくありません。

じっとしていても痛む場合について

「じっとしていても痛む」もしくは「痛みが軽くなる姿勢が見つからない」という場合は、当院の施術を急いで進めるよりも、まずは安全確認を優先した方が良いケースがあります。
そのため当院では、状況によっては医療機関での検査・評価をご検討いただくことをお勧めすることがあります。
これは「当院では何もできない」という意味では無く、まず医療的な確認を挟んだうえで、安心して次の判断に進むためです。
検査の結果によっては医師の判断に沿った対応が優先されますし、明確な異常が見つからない場合でも、状態に合わせて慎重に段階を踏みながら施術を検討していく、という流れになることがあります。

動き出しだけ痛む場合について

「動き出しは痛いけど、体勢が落ち着けば痛みが軽くなる」という訴えは、特に「ぎっくり腰」のようなケースで見られることもあります。
このような場合は筋肉の緊張が強くかかわっているケースがもありますが、当院では決めつけず、まず状態を丁寧に確認してから進めます。
急性期の炎症など、慎重な判断が必要な状態が含まれていないかを確認しながら、問題がなさそうであれば、身体の反応を見ながら無理のない範囲で少しずつ施術を進めていくことが多くなります。

まとめ

今回は「じっとしていても痛む場合」と「動き出しだけ痛む場合」について、当院の考え方を整理しました。
前回のテーマと共通して大切にしているのは、「痛みの強さ」だけで判断せず、「いつ・どんな状況で痛みが出て、どう変化するのか」を丁寧に見極めることです。

その方にとって無理のない道筋を選び、まずは安全を最優先に判断する。
当院ではその姿勢を大切にしています。

迷うときは、自己判断で無理をせず、まずは状況を確認しながら進めましょう。

当院の施術判断の考え方については、
他の事例も「施術判断ログ一覧」でご覧いただけます。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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アルテカイロプラクティック