50代 男性 事務職 症状:めまい
ご来院前の経緯
元々少し血圧が高いこともあり、疲労が溜まるとめまいのような症状が起きることはあった。
50代になるとその頻度が徐々に増えたが、仕事が忙しい時に限られるなどある程度予測がつくものであったため、疲労をコントロールしながら対処を行ってきた。
ところがある時、車で高速道路を運転中に突如ひどい目まいに襲われ、何とかギリギリ路肩に停めて症状が治まることを待ってその時は何とか回復。
前触れもなく突如症状が出たことに怖さを感じ、病院で検査を受けるも「特に異常なし」との診断。
奥様が通われていたこともあり、相談を受けたうえで当院へご来院されました。
詳しい状況
事務職と言うこともあり、デスクワークが大変多いため元々肩回りや肩甲骨、首と言ったあたりに強いコリを感じていた。
肩こり自体は時々クイックマッサージに行ったり、鍼を受けたりして、その場しのぎのような形で対処してきたとのこと。
実は病院へ行っても多くの目まいは「原因不明」と言われて「様子を見ましょう」で終わってしまうパターンが多いです。(※目まいの方は当院受診前に病院には行くようにしてください)
そういう方の場合「頚性のめまい」といって、首肩回りの筋肉が強く緊張してしまい、結果として血流が低下することによって神経を始めとした各組織が栄養不足に陥って本来の働きを失ったことによって、目まいを起こしているパターンが多いです。この方の場合も首や肩の筋肉の状態から同様であると判断しました。
そこで施術としては…
- 凝り固まった首や肩、肩甲骨周りの筋肉の緩和操作
- ニューロオリキュロセラピーで「めまい」ポイントの施術(下記画像を参照)
といったあたりを中心に行いました。

施術経過
勤務地が遠いため平日の施術が難しいので、週1回から施術を開始。
1回目の施術後にそれまで霧がかかってたようなモヤモヤ感がスッキリしたような気がしたとのこと。(後日奥様にお聞きすると食欲も回復したらしく、帰宅中にコンビニで食料を購入して帰宅されたとのことです(笑))
仕事が立て込んだ施術開始後1ヶ月半後に1度軽い目まいを感じたが、それ以外は目まいを感じることなく生活。
但し「ちょっと(めまいがいつ出るか分からない)不安感がある」とのことで、3ヶ月程度は週に1回の施術を継続しました。
その後は少しずつ間隔を空けつつも、経験上目まいが出やすい時期(寒い季節やGW頃)には少し間隔も詰めるようにしましたが、初来院から3年経った現在では3週間に1度の定期施術を行いながら、ここ2年ほどは全く目まいが起きない生活を送れているとのことです。
まとめ
先述した「頚性のめまい」は肩こり、首コリが酷い方にはいくらでも起きる可能性があると考えます。
こちらの方の場合はそこにニューロオリキュロセラピーの施術を加えたことが、より安定的な回復につながったと思います。
加えてご本人が持病である高血圧のコントロールを食事面から改善されたことも大きかったと思います。
めまいはある年齢になると多くの方が悩まれる症状です。
「病院で行っても特に異常は無いけれど、なかなかひかない目まいに悩まされている」という方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰
※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
この記事を書いた人

前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
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