30代 女性 執筆業 症状:頭痛
ご来院前の経緯
ご本人曰く「子供のころからの筋金入りの頭痛持ち」とのことで、大人になった今も定期的に襲ってくる強い頭痛に悩まされているとのこと。
痛くなると薬を飲むということで対処してきたが、根本改善に繋がらないうえにこのままでは「オーバードーズ(過剰摂取)」になってしまうと危機感を頂き、当院にご来院されました。
詳しい状況
頭痛にはざっくり分けると以下の2種類があります。
- 緊張性頭痛(ズーンと思い痛み、締め付けるような痛み)
- 血管性頭痛(ズキッズキッと脈に伴う痛み)
たいていの場合どちらかに分類されることが多いですが、こちらの方はどちらの痛みも混合して襲ってくるあたりが非常に厄介でした。
前者に関しては文字通り筋肉の緊張を取ること。そして後者に関しては自律神経やホルモンバランスの調整も必要になってきますので、以下のような組み合わせで施術を行うことにしました。
- トルクリリーステクニック、ニューロオリキュロセラピーで自律神経の調整並びに頭痛ポイントの調整
- 筋肉の緩和操作、並びに関節矯正を用いて筋肉の緊張を取る。
上記のいわゆるハイブリッド型の施術で混合型の頭痛に対応することにしました。
施術経過
頭痛の期間が長年にわたるため、ある程度の時間はかかるとお伝えして施術をスタートしました。
最初は週2回のスタート。
ある程度の時間=3ヶ月程度程度かなと踏んでいたのですが、1ヶ月経った頃にはそれまで最大でも3日と開けずに服用していた頭痛薬が、週1回あるかないかというレベルまで改善していきました。
その後当初「これくらいには回復してくるかな」と見込んでた3ヶ月後には頭痛薬はお守り代わりに持ち歩く程度に変化してきたとのことでした。
仕事で忙しくなった時や精神的に強めのストレスがかかった際には、時折痛みが強くなることはあったものの、それも頻度はかなり少なく痛くなったとしても場合によっては薬に頼らず早めに休めば大丈夫な場合も増えてきたとのこと。
その後数年に渡って月に2回程度のメンテナンス施術を行っておりましたが、遠方への転居が決まりそのまま「卒業」となりました。
まとめ
今回の方の頭痛は「緊張性」「血管性」がダブルで襲ってくるようなパターンで、また子供のころから症状がある上にご家族もほぼ全員頭痛持ちということでした。
体質的にも完全に頭痛体質であり、初回の時点では困難な施術になることを覚悟しました。
しかしながら「筋骨格系」「自律神経」双方にアプローチする施術が合っていたのか、思いのほか症状の改善が順調に進みました。
頭痛はQOL(生活の質)を著しく下げる厄介な症状です。ほとんどの場合が原因不明で病院へ行っても薬を出されて終わりになり、途方に暮れている方は大勢いらっしゃいます。
もし今あなたが頭痛でお悩みであれば、是非一度当院までお気軽にご連絡くださいね。
文責:アルテカイロプラクティック院長 前田彰
※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
この症例の患者様の声

この記事を書いた人

前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
詳しいプロフィールはこちら
お電話ありがとうございます、
アルテカイロプラクティックでございます。