50代 女性 保育士 症状:自律神経の乱れ 不安感 手足のしびれ 眠りが浅い
ご来院前の経緯
足の痺れは数年前からずっと続いている。
初回ご来院の8ヶ月前位から自律神経が乱れて不安感が増したので、かかりつけの婦人科で漢方薬の26番と72番を処方。一度は調子も上向いたが季節の変わり目を迎えてまた不安感が強く出ることが多くなり、今度は薬を飲んでも以前の用には効かないとのこと。
漢方薬を飲み始めた頃から起床時間の2時間前に起きてしまうことが増え、最近では夜中に起きてしまうようになった。
詳しい状況
婦人科に通われているので、血液検査の結果もお持ちになって初回のご来院。
貧血傾向があるので鉄剤は既に処方されていたが、タンパク質も不足していたので不安感の克服のために栄養指導を行った。
筋肉の硬さや関節の動きを見て、神経面だけではなく筋骨格系の面双方からの施術が必要かなと思ったので、
- トルクリリーステクニック
- ニューロオリキュロセラピー
- トリガーポイントセラピー(筋肉の緩和操作)
- アジャストメント(固くなった関節への矯正操作)
上記4つの療法全てを行った。
施術経過
週1.5回程度のペースでご来院。
最初のうちは(よくあることですが)施術後の調子は良いものの、数日で元に戻る感じでした。但し睡眠に関してだけは、初回来院直後から「しっかり眠れる日が出てきた」とのこと。
その後10回目(約1か月後)を迎える時にまず「前回の施術から今回まで、変な不安感に苛まれることが無かった」とのご報告を受けました。
不安感が減るとしびれまで気にならなくなってきたので、15回目のご来院くらいから徐々に間隔を空けるようにしていきました。
多趣味な方でしたがご来院当初は体調が悪く、どの趣味に対しても打ち込めない状態でした。
施術開始後半年近く後に趣味絡みの用事で新幹線で地方へ行き、その直後にはやはり趣味に関連することで海外にまで行くことが出来ました。
現在は1ヶ月~1ヶ月半程度のペースでメンテナンスしながら、趣味に没頭して日本中飛び回ったり、海外に行かれたりと楽しまれていらっしゃいます。
まとめ
基本的には男女問わずですが、特に女性の場合40代後半から50代にかけて、更年期等の影響からか実体のない不安感に襲われる人が増えてきます。
メンタルやホルモンバランスの影響であり、その後こちらの患者さんのようにしびれや不眠など色々な症状に波及していってご本人を苦しめるケースが散見されます。
こうした方には特に「対症療法的」な施術はせずに、「身体全体の健康状態を上げる」ことに主眼を置いた施術を行うように心がけておりますが、比較的早い段階で回復の兆しを見せて状態が上向き本当に良かったです。
「施術経過」の欄にも書きましたが、現在はご趣味に没頭していて良い意味で多忙な生活を送られています。
多くの方が子育てが終わり始める50代になって体調不良に悩まされるケースにハマってしまいますが、こちらの方のようにしっかりと回復され育児後の「ご自身の人生」を頼まれる様子を見ることは本当に嬉しいものです。
一定年齢に達して、「ちょっと自律神経が乱れてきたかもなぁ…」と感じる方、女性だけでなく男性もいわゆる更年期的なものはありますので、悪化させる前にそしてご自身のより充実した人生を送って頂くためにも、是非当院までお気軽にご相談くださいね。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰
※回復には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
この記事を書いた人

前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
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アルテカイロプラクティックでございます。