40代 女性 首の痛みからくる右腕の痺れ 右手に力が入らない

40代　女性　歯科衛生士　症状：首の痛みとそこから派生した右腕のしびれ　右手に力が入らない

ご来院前の経緯

長年歯科衛生士として勤務し、前屈みになって患者さんの口を覗き込むような動きが多く、首や方の凝りには悩まされていた。
ある日勤務中に耐えがたい痛みと痺れが右腕に走り、治療器具を手放してしまったことをきっかけに「このままでは仕事に支障が出る」と判断。
整形外科に駆け込んで「椎間板ヘルニア」の診断を受け、投薬を続けたが痛みが多少和らいだ以外は力の抜け感なども変わらず、お医者さんからも「これ以上良くなることはない」とのことで当院への来院を決断。

詳しい状況

7つある首の骨のほぼ全ての動きが悪かったが、特に6番目と7番目の動きが著しく悪かった。
腕そのものの緊張も非常に強く、特に右の前腕（肘から先の腕）はガチガチでした。
腕に伸びる神経が出ている首、症状が強い腕そのものの施術双方をしっかり行うため…

トリガーポイントセラピーで、首・腕の筋肉の緩和操作を徹底。
ニューロオリキュロセラピーで首のポイントを施術
硬い首に関しては最初はソフトに動きをつけ、ある程度動きがついたところで矯正操作

と言ったあたりを徹底して施術を行いました。

施術経過

初回の治療後、並びに2回目のご来院時は変化はありませんでした。
3回目のご来院時に一気に痛みが半分くらいになったとのことで、信頼を頂けたと感じます。
最初の1ヶ月は週に1.5回程度のご来院。
2ヶ月目には1週〜10日に1回程度の施術を重ねつつ、徐々に改善に向かいました。
首の痛みがまず先に軽減し、その後痺れが徐々に消えていきました。
通院4ヶ月目には月1回のメンテナンス通院に移行。
その後順調に推移していましたが、初来院から10ヶ月目の頃資格試験の勉強で帰宅後や休日も机に向かい続ける生活を続けていたら、痛みと痺れが再発しました。
しかしながら、4回程度週1の施術を続けたら最初の頃より順調に症状は消えました。
今も仕事で忙しくされていますが、月に1回のメンテナンスで症状が再発することもなくご活躍されています。

まとめ

腕の痺れという症状は、首のこりや痛みとセットでやってくることが多いです。
腕に伸びる神経は頚椎（首の骨）から枝分かれしてることを考えれば当然のことですが、首だけ腕だけと言うより、双方をしっかり施術することで改善するパターンが多いです。
こちらの方も初回から首と腕双方を施術しましたが、1回目こそ変化無かったもののそれ以降は順調に推移しました。
勉強時間過多による再発時も、それまでの施術の積み重ねがあったおかげか、初回時よりもかなり順調に復活していきました。
当院の症例報告でも「定期メンテナンス」という言葉は頻発しますが、症状回復後もそれを行うことで再発防止はもちろんのこと、仮に再発した時もちょっと施術すれば回復しやすくなります。
人間の身体は生きている限り常に何かしらの負荷がかかり続けるものです。
改善だけでなく、改善後に良い状態を維持出来るのもカイロプラクティックの強みです。
首の痛みや腕の痺れにお悩みの方は、是非お気軽に当院までご相談くださいね。