40代　女性　仕事ストレスと満員電車が原因のパニック障害

多くのパニック患者さんと同様、漠然とした不安感は幼少期から感じやすい性格ではあった。

就職し、パートナー先に行って仕事をすることが多く、相手先の状況によって威圧感が強くストレスを感じやすいところだとパニック発作が出る頻度が増えていた。

そんな折、通院時に使っていた満員電車に乗っている最中に突如過呼吸を中心とした猛烈なパニック発作に襲われた。

以前より心療内科で投薬治療は受けていたが、「身体によいことは民間療法でも積極的に試してみて」という主治医の先生の勧めでネットで当院を探しご来院

パニック障害と言う目に見えない症状にはインサイトディスカバリーという当院の検査装置が施術者側の私にとって大変役立つのですが、実は患者さんからも安心材料になることが多くこちらの患者さんも「ある程度数値化した状態を見せて頂けることで安心した」と前向きに施術を開始することが出来ました。

パニック障害の対策としては一にも二にも脳の神経伝達物質循環の正常化が不可欠ですが、これには当院で採用している…

• トルクリリーステクニック
• ニューロオリキュロセラピー

を他の患者さん同様徹底して行いました。

また、こちらの方の場合長年のPC作業で首や背中の上部の緊張が強く、呼吸も浅くてリラックスしにくい状態であることから…

• トリガーポイントセラピー（筋肉の緩和操作）
• アジャストメント（動きが悪い関節への矯正操作）

この2点も初回から導入していきました。

休職中で時間があり、ご本人からも「しっかりと改善したい」と言うご要望があり、週2のペースで最初の6週間ほど施術しました。

次の検査で数値が初回と比べて劇的に変化していました。

自信をお持ちになって少しずつ外にも積極的に出られるようになり、電車にも空いてる時間帯を見計らって乗るようにして少しずつ出勤に向けた練習もこの時点で開始しました。

3ヶ月後には更に数値は向上し、この時点でご本人も復帰を決意して会社とお話し合いの場を持ち、時短勤務から少しずつ復帰していくことにしました。

復帰後最初の検査では一時的に数値は下がったものの、それでも2回目の検査よりは良い数値であり、ご本人も安心しておられました。

半年も経つ頃（仕事復帰から3ヶ月後）にはフルタイムの勤務もこなしています。

その後は月に1回のメンテナンス施術を実施。

転居により少し遠方に引っ越しましたが、「身体の状態を天秤にかけたら月に1回くらいは行ける」とお話されていて、今でも月イチのメンテナンスを実施中です。

こちらの患者さんは検査でご自身の様子がよくなっていくことが視覚化されることにより、より安心して施術に臨むことが出来ました。

最初の1ヶ月強で電車に乗る練習を少しずつはじめ、3ヶ月後には段階的に仕事に復帰していくといった具合に、当初立てた無理の無い計画を一つ一つこなしていったことも好影響だったなと思います。

また、パソコン作業の影響で固まった背骨の矯正も早い段階から行ったことで、神経系だけでなく肉体面からもしっかりとアプローチ出来たかなと思います。

かかってしまうと仕事を休んだりせざるを得ないようなパニック障害ですが、実は意外と当院での症例も多い症状です。

「整体やカイロでパニック障害？？」と思われそうですが、お力になれることはたくさんございますので、このような症状にお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。

文責及び施術担当者：アルテカイロプラクティック院長　前田彰

※回復には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。

前田  彰（まえだ　あきら）

学芸大学の整体院　アルテカイロプラクティック　院長　日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL（生活の質）も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

昭和53年6月26日生まれ　千葉県野田市出身　血液型AB型

（学芸大学に開業して17年）

詳しいプロフィールはこちら