40代 女性 外反母趾から来る足指の痛み

40代 女性 会社員 症状:外反母趾

ご来院前の状況

20代の頃から仕事でもプライベートでもヒールや先の細い靴で過ごす時間が格段に増えた。

最初は履くだけで違和感があったがそのうち慣れも出てきて、むしろハイヒールやつま先が細い靴の方が履き心地が良くなり、プレイべートでもそういう靴を履くようになった。

30代を過ぎた頃から少し親指の付け根に痛みが出始めたが、だますだまし過ごしていたところ40代に入り親指が以前より大きく曲がり、付け根の部分が靴にあたって痛むようになってきた。

病院でもいわゆる「外反母趾」と言われたが、消炎剤入りの塗り薬を塗るだけで「ひどくなったら手術も考えましょう」とだけ伝えられたので、手術を回避するためにも自分で出来ることをしたいと当院へご来院。

詳しい状況

外反母趾の方に100%共通することに「足指を開くのが難しい又は足指を開く力が弱い」ということがあります。

母指外転筋と呼ばれる筋肉なのですが、基本的に外反母趾の方はここが使えなくなっています。

この方も指の形はもちろんのこと、筋力的にも非常に弱い点が見受けられました。

また、足底部にある3つのアーチも足がガチガチに固まって機能していない状態でしたので、そのあたりの機能回復を目標として施術を行いました。

施術経過

外反母趾は長い年月をかけて作られる症状であるため、回復スピードは基本的にゆっくりです。

また、誤解の内容にお伝えしておくと「外反母趾を改善する」といっても曲がってしまった足の形を変えることは基本的に難しいです。

外反母趾に限らず崩れてしまった骨格形状を変えることは、手術で骨を削る等しない限りどんな療法を使っても至難の業です。

つまり「骨格の形が変わらないから症状が治らない」ということではなく「骨格形状はそのままでも、指を使う筋肉がうまくその機能を取り戻すことで、痛みは軽減できる可能性が高い」ということです。

こちらの方にもその点はご理解いただき、日々の運動などにもきちんと取り組むことで数カ月単位を見越しながら根気よく取り組んで頂きました。

最初の2ヶ月は「痛みが軽減する→また元の症状に戻る」ことを繰り返していましたが、3ヶ月目に入る頃から靴を履いた時に、当たっていたかった部分の痛みが急激に改善されてきたとのことです。

ご来院から6ヶ月経った現在、塗り薬を利用することは無くなりました。

この状態をキープするために、月に2回のメンテナンス施術をこれから継続していきます。

まとめ

繰り返しになりますが「外反母趾の施術=足指の形を変えること」では無いです。

しかしながら足指の形が変わらずとも、外反母趾から来るイヤな痛みを解消することは十分に可能です。

現代人の多くは靴の影響で足(特に足指)をうまく使えておらず、その状態のままネットで見た足指体操を行ったりして更に足を痛めるようなことをしてしまいがちです。

その体操が正しくても、指のちょっとした使い方が間違っていれば逆効果になるケースもあります。

いずれにせよ、外反母趾でお悩みの方はお一人で悩まず是非お気軽に当院までご相談くださいね。

文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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