70代 女性 膝蓋腱炎から来る膝の痛み

70代 女性 主婦 症状:病院で膝蓋腱炎と診断された膝の痛み

ご来院前の経緯

50代の頃から膝には何となく違和感を感じていて、60代の頃には数カ月に一度痛みに変わる時が出てきた。

しかしながら元来体が柔らかく、毎晩30分近いストレッチを欠かさず行う生活のため、今までは対処が出来ていた。

4年ほど前に膝に良性の腫瘍が出来て手術はしたものの、そちらもリハビリの甲斐あって日常生活にはほぼ苦労しないところまで回復。

そんなある日手術をした左足とは逆の右の膝に激痛を感じた。

立って歩くのも一苦労であったため、近くの整形外科を受診して「膝蓋腱炎」と診断を受けた。

湿布と薬を処方され3日ほど試すも、痛みが2割程度しかひかないため当院へ来院。

詳しい状況

初回来院時は足を引きずっていらっしゃいました。

柔軟性には自信があるらしく、前屈してもぺったりと手が床に着きますし、いわゆる股割りのような動きも披露されました。(70代後半でこれは確かにすごいです)

膝も手術した側の動きは確かに悪いですが、今回は痛んだ側はそもそも動かすと痛いという状況で初回は柔軟性はチェックできなかったです(ご本人曰く、前日まではしっかりと曲げられていたとのこと)

膝周りを触診したところ、お皿の下にある膝蓋下脂肪体というところの弾力が著しく失われていました。

お医者さんの診断はあくまでも膝蓋腱炎とのことでしたが、膝蓋火脂肪体にも問題はあると判断しました。

具体的には

  • 太もものの筋肉の緩和操作(膝痛には必須です)
  • 膝のお皿近辺や後ろ側の膝窩筋の緩和操作
  • ニューロオリキュロセラピーで「膝」「痛み緩和」のポイントを刺激

上記を徹底して行いました。

施術経過

初回施術時に膝の可動域がだいぶ復活してご本人も驚かれていましたが、それでも最大に曲げるのはまだしんどい様子でした。

週に2回程度の来院で2週(4回目)終わるころに少し痛みはあるものの、完全に曲げることが可能になったとのことでした。

その後は改善スピードも徐々にと言う感じでしたが、1ヶ月半経つ頃には最初の痛みはもちろんのこと、動かしても全く不安が無いような状態になったとのことです。

趣味で体操等もやられているので、現在再発予防もかねて月に2回メンテナンス来院中です。

まとめ

今回の方は普段からセルフケアもキッチリと行っていたため、ご本人も痛みが出たことにショックを受けていた様子でした。

病院の診断では膝蓋腱炎とのことで、私たちとしては当然そうした病院の診断を尊重しながら施術を進めていくわけですが、今回はその膝蓋腱という場所に近い膝蓋下脂肪体の感触の悪さにいち早く気付けたところが早めの改善につながったかなと思います。

多くの膝の痛みは軽症のうちは太ももの筋肉への対応でだいぶ緩和できますが、膝そのものに原因が波及してしまうと少し厄介です。

現在膝の痛みでお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。

文責:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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