30代 女性 症状:足底筋膜炎
ご来院前の状況
元々足底部には長い事違和感があったとのことです。
ソールが固い靴を履いたり、ヒールが高い靴を履いた翌日は足裏全体がピーンと張った状態になり、痛みもかなり強く出る状況でした。
しばらくすると痛みが引いてくるので、長らくそのような形でだましだまし生活してきましたが、1ヶ月ほど前に歩けなくなるほどの激痛に見舞われたことを機に根本改善することを決意し、当院へご来院。
詳しい状況
全ての…と言っても過言ではないくらい、足底筋膜炎の方の足首は動きが悪いです。
痛み自体が足裏に出ているのでどうしてもそこにばかりアプローチしたくなりますが、ほとんどの足底筋膜炎は「結果として」足裏に痛みが出ているので、原因である部分にアプローチする必要があります。
細かく上げていくと色々あるのですが、こちらの方の場合は足首特につま先を上に上げる「背屈」と言う動きが非常に悪かったです。
足首を動かす筋肉は腓腹筋やヒラメ筋、前脛骨筋など脹脛やスネにある筋肉ですので、足裏よりはそのあたりの筋肉の緊張を徹底的に緩め、結果として足裏に負担が掛からないような状態を作ることに注力しました。(もちろん足裏も施術しますが、比率は圧倒的にスネや脹脛の筋肉です)
施術経過
歩くのに支障が出るほどの痛みは2回程度の施術で解消されましたが、根本改善のためしばらく(1ヶ月強)は週2のペースで施術を行いました。
それが終わるころには朝起きてベッドから床に足を着く際の痛みがほぼ出て来なくなったとのことでした。
その後間隔を空けながら施術を継続し、初来院から2ヶ月の時点で仕事のため1日ハイヒールを履くことがあったが、帰宅直後に少し足裏に張りを感じるものの痛みまでは至らなかったとのことで、ご本人曰く「足裏に違和感を感じるようになって以来、ハイヒールを履いても痛みが出なかったのは初めてです」と喜ばれていました。
現在は月に1回程度、再発防止のためにメンテナンス施術を行っております。
まとめ
先述した通り、足底筋膜炎は痛みが出る足ではなく他のことが原因となることが多いです。
こちらの方の場合も足首の機能不全(動きの悪さ)が原因としてあり、そちらも含めて患部にアプローチすることで改善に向かっていきました。
私たちは痛いところがあると、どうしても「そこに原因もあるだろうからそこだけ施術して」と思いがちですが、実は痛いところと原因があるところは違うことが多い…と言うかほとんどの場合は違います。
当院では「真の原因がどこにあるか?」を20年の施術家キャリアを持つ私が丹念に患者さんを観察検査することによって見つけていきます。
足底筋膜炎でお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。
文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰
※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
この記事を書いた人

前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
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