40代　男性　立っていると痛い腰痛

飲食業に従事されており、日常生活の中で圧倒的に立っている時間が長いが、店に出て立って仕事をしている時のみ腰が痛み、アイドルタイム等に裏でパソコンの入力作業をしている時には基本的にほぼ痛みを感じないとのこと。

腰が疲れたらマッサージへ行って腰回りを中心に丹念にマッサージしてもらっていたが、立っている時の辛さがどんどん増してきて仕事に支障が出るレベルになってきたことを機に当院へご来院。

立っている時にのみ腰痛が出る方には下記のような可能性が考えられます。

• 腰そのものより足に問題がある可能性
• 腰の反りが強すぎる可能性

全てとは言わないですが、上記の可能性から探っていくことにより問題が見つかりやすいです。

こちらの方の場合は足の状況が非常に悪い…、具体的に言うと太ももの筋肉もスネや脹脛の筋肉も過緊張しており、足裏がガチガチの状態でした。

土台である下半身が衝撃を吸収できないような状況であり、結果として腰に負担が掛かって痛みが出ているこのような状況の時に、痛みが出ている腰にばかり施術を施すことは効果的ではないばかりか、却って悪化させる可能性もあります。

そこで当院では、臀部から足裏にかけてまでの筋緊張の解除に施術時間の大半を割きました。

ニューロオリキュロセラピーに関しては患部の鎮痛効果が期待できるので、「腰痛」のポイントを刺激しました。

今までアプローチしなかった下肢の施術を徹底して行ったせいか、初回の施術でかなり腰が楽になった感覚を得られました。（ご本人曰く「10の痛みが2に減少」）

お仕事柄週に1回しかお休みが無いので施術も最短で週1ペースでしたが、毎回状況が良くなっていく実感があり、1ヶ月（5回）経過したころには、施術を受けて楽になった腰の状態が週の後半まで持つようになってきた。

2ヶ月（10回）経過する頃には仕事中に痛みを感じることがほぼ無くなり、あれだけ憂鬱だったフロアに出ての接客業が気軽に行えるようになって嬉しいとのお声をいただきました。

少しずつ間隔を空けて行き、現在は月に1～2回程度のメンテナンス施術を行っております。

痛いところがあるとそこが原因だと考えるのは、多くの方に共通しています。

しかしながらこの事例のように、「痛いところ≠原因になっているところ」という例は本当に多々あります。というかむしろその方が多いです。（これは腰痛に限らず他のどの症状にも共通）

例えば腰痛で言えば今回の方のように「立っている時だけ痛い」のか、逆に「座っている時だけ痛い」のか、はたまた「立っていても座っていても痛いのか？」により、アプローチすべき場所が変わってきます。

また、「じっとしていると痛いのか？」「動くと痛いのか？」などなど、動きの面での症状の出方の違いもアプローチする箇所を決める重要な要素になります。

このあたりの見極め力は一朝一夕には身に付きません。

当院では治療家歴20年の私が全ての施術を責任もって行いますので、このような痛みにお悩みの方のお力になれることが多いと自負しております。

今現在腰痛にお悩みの方は是非お気軽に当院までご連絡くださいね。

文責：アルテカイロプラクティック院長　前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

前田  彰（まえだ　あきら）

学芸大学の整体院　アルテカイロプラクティック　院長　日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL（生活の質）も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

昭和53年6月26日生まれ　千葉県野田市出身　血液型AB型

（学芸大学に開業して17年）

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