50代 女性 長年のむくみと腰痛

50代 女性 主婦 症状:慢性的なむくみと腰痛

ご来院前の経緯

腰痛、むくみ共に軽いものは元々あったが40代の頃から体調を崩すことが多くなり、それに伴い腰痛もむくみも悪化した。

腰痛は特に家事をする際に少し屈めたような姿勢をとると非常に強くなる。

浮腫みに関しては時間帯を問わず常にある状態。

病院での検査は特に異常なく、鍼灸やマッサージ等色々試すもなかなか効果を実感できず当院へご来院。

詳しい状況

長年続く不調から精神的なストレスが溜まっており、また色々な治療や施術を試すも旨く行かなかったご経験から、「今回もどうせ無理だろう」といった感じで、初回のご来院時も問診の際は半信半疑な様子が見てとれました。

当院で対応している症状は「不定愁訴」といって、病院での検査で病変や異常が見当たらないものの痛みやダルさ等の症状がある方々です。

そうした方々の改善には自律神経の状態が非常に大きく関係してきますが、自律神経を司るのは脳です。ですのでその場合、一番やってはいけないことは「どうせ今回も治らないだろう」といったような、後ろ向きだったりイライラしていたり、投げやりな気持ちを持って施術に臨むことです。

そのような考えの時、脳内の神経伝達物質はストレスホルモンがたくさん出る状態になります。ストレスホルモンが出ると、免疫系の弱化に繋がります。

身体の免疫系が弱化した状態で身体に長年しみついた慢性的な症状を治そうとしてもかなり難易度が上がってしまいます。

この辺りの説明をさせて頂いたところ、素直にご納得いただけたのでその後検査を行いました。

症状が出ている腰や下肢はもちろんのこと、首や肩も含め全身の緊張が大変強かったです。

行ったことは…

  • 腰から下半身に留まらず、首や肩も含めた全身の筋肉を緩める
  • 脊髄が中に入っている背骨の動きが非常に良くないので、固いところ中心に関節矯正
  • ニューロオリキュロセラピーで浮腫(むくみ)のポイントを刺激(下記画像参照)

 

 

施術経過

初回を終え2回目のご来院時に「むくみが1回目の施術で大部分取れた」と感激されていました。

腰痛はしつこいものの、一番つらかった「屈めて家事を行う」という動きに関しては1ヶ月程度施術をする頃にはかなり怖さが減ってきました。

夏場の初来院でしたが、水を飲んでもむくむことがすっかり減り、大変喜ばれておりました。

現在は月に2回程度メンテナンスでご来院中です。

 

まとめ

今回の方は「どこに行ってもなかなか良くならなかった」というご経験から、最初はちょっと後ろ向きなスタートだったと思います。

先述の通りアドバイスさせて頂きましたが、これは決して【精神論】ではなく【脳科学的に証明されている事象】です。

今回はすぐにご納得いただいて、スムーズに施術に繋がりましたが、この辺の考え方を改められたことが早期の改善につながったと思います。

こちらの施術はもちろんいつどんな時でも全力で行いますが、患者さん側の「治そう」という前向きな気持ちが無いと折角の施術の効果も減ってしまいます。

折角お金と時間を使って当院にいらしているわけですから、少しでもその効果を最大限に活かしていきたいですよね。

文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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アルテカイロプラクティック