20代 女性 会社員 症状:右足に感じる違和感、坐骨神経痛
ご来院前の経緯
就職後3~4年経った頃から右足に違和感を感じるようになった。
病院に数カ所通ったが、「坐骨神経痛ですかね…」という診断のみで薬を処方されるも結局改善しない状態を2年近く続けてきた。
西洋医学的なアプローチ以外の物も試してよいかもと思い、ネットで検索して近所に会った当院にご来院。
詳しい状況
仕事で長時間座りっぱなしなことに加え、ゲームが趣味で(←とても多いパターンです(笑))休日も基本的に椅子に座ってゲームを数時間に渡りプレイすることが多いとのこと。
腰痛や坐骨神経痛等、腰より下に生じる症状は座りっぱなしの人に見られることが多いです。
「立っている方が負担が大きいのでは?」と思われそうですが、立っている時は上半身の重みを足も使って支えられますが、座っていると足は使えずに腰で重さを支える形になります。
その状態で腰に負担が掛かり続けると、腰から出る坐骨神経痛にも影響が出て、坐骨神経痛のような下肢の症状に繋がります。
こちらの患者さんも腰から下、特に臀部にある「梨状筋」という坐骨神経のすぐ上にある筋肉が非常に緊張しており、これが坐骨神経を絞扼(締め付けること)して症状が出たものと思われます。
- 下肢、臀部を中心とした筋肉の緩和操作
- 腰の関節矯正
- 肩甲骨周りの筋肉の緩和操作
腰回りの施術に関しては分かると思いますが、実は腰痛や坐骨神経痛の方は足裏や肩甲骨周りの筋肉も硬くなる傾向が見られます。(メカニズムはあるのですが、ちょっと専門的なのでここでは割愛します)
ですので、そのあたりの施術を徹底して行っていきました。
施術経過
鮮明に覚えているほどインパクトがあったのが、2回目の施術の後に一度違和感が完全に消えたことです。ご本人も大変驚かれ「解決の糸口が見つかりました」と喜ばれていました。
長年に渡る慢性症状なのでその後また症状は再現されましたが、来院前に感じていた違和感にまでは達さなかったとのことです。
1ヶ月半経つ頃にはだいぶ安定してきて、3ヶ月も経つ頃には日常生活を送るうえでは気づかない程度のごくごく僅かな違和感があるのみで、ほぼ気にならなくなったとのことです。
その後月に1.5回程度のペースでメンテナンス施術に入りました。
まとめ
座りっぱなしからくる腰並びに下肢の症状の典型例でした。
「坐骨神経痛」というと一種の病名で、病院での投薬で治りそうな気がしますが、実際には「腰や下肢において痛みやシビれ、ダルさと言った症状を感じるものの画像診断等の結果特に病変が認められないもの」の総称です。
それゆえ発生機序も一人一人違いますので、よりその方に合わせた施術が必要になってきます。
当院では各種テストを通じて一口に坐骨神経痛と言ってもそのタイプは様々な症状に対しても絨毯に対応していきます。
坐骨神経痛や腰痛でお悩みの方は是非一度お気軽にご連絡くださいね。
文責:アルテカイロプラクティック院長 前田彰
※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
この症例の患者さんの声

この記事を書いた人

前田 彰(まえだ あきら)
学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター
当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。
昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型
(学芸大学に開業して17年)
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