40代　男性　サッカーが原因の長年の腰痛

趣味で長年サッカーをやっておられ、東京にも単身赴任で来ているものの月数回は地元に戻ってサッカーをするほどの熱の入れ方でした。

腰に関しては学生時代からの古傷とのことで、ご本人曰く「試合の度に肉離れを起こしたような感じになる」とのこと。

以前地元の方でカイロプラクティックに通って非常に良くなった経験があり、そのことから「カイロプラクティック」というカテゴリーで当院を検索してご来院されました。

先述の通りかなりのレベルでサッカーを長年続けており、お仕事もどちらかというと肉体労働の部類のためかなり筋肉質な体つきでした。

しかしながら筋肉の柔軟性は非常に少なく、太ももの前のストレッチをするために膝をグッと曲げても踵がお尻に全くつかないくらいでした。

「筋肉にもう少し柔軟性をつけましょう」と言うお話をし、ご本人にもストレッチをお教えするとともに「タンパク質」が極端に少ない食生活も見直しを勧めました。

また、長年の腰痛のため表層だけでなく深部の筋肉、そして足全体のバランスの悪さも関連していると判断し、下記の流れで施術を開始。

• ニューロオリキュロセラピーで腰痛ポイント刺激
• 腰回りの筋肉（深部も含む）の調整＆関節矯正
• 足（太もも～足裏全て）をチェックし、動きの悪い部分を特に矯正

週末には頻繁に地元に帰ってサッカーの試合に臨むため、平日の仕事終わりや試合のない週末など合間を縫って施術計画を組み上げて行きました。

初回から数回は徐々に回復している手ごたえを確認しましたが、良くなるとちょっと無理をしてまた患部を痛める…ということの繰り返しでした。

動きの中で痛めていることもあるので、試合前のウォーミングアップや試合中の動きで気を付ける点など、レベルは比べ物にならないくらい低いとはいえ一応サッカーをやっていた自身の経験からもアドバイスをさせていただきました。

1ヶ月経つ頃には試合後の痛みの出方が軽くなり、平日の自主練もしっかりとこなせるようになってきました。

ご来院から5カ月の時点では予選を書き抜きシニアの全国大会にも出場。「夢が一つ叶いました」と大喜びされていたのが印象的です。

その後も定期メンテナンスをしながらトレーニングを続けていましたが、9ヶ月の時点で東京での勤務を終えて地元に戻られることになり、当院を卒業されました。

当院で見る患者さんは「デスクワークでじっと作業していることが原因」の腰痛で悩まれる方の比率が多いですが、こちらの方のように「運動が原因」の腰痛の方も施術をしています。

デスクワークの方とは原因も少しずつ異なっていくので、アプローチ方法やセルフケアのアドバイスなど、きめ細かく見ていく必要があります。

幸い自身にサッカーの経験があったため、負荷のかかる動きがよく分かったというのも利点だったなと感じております。

運動中に追った「骨折」「捻挫」「挫傷」といった急性症状は病院や整骨院さんの守備範囲のものですが、こちらの方のようなだましだまし付き合っている「慢性症状」は当院でもかなりのお手伝いが可能です。

運動からくる腰痛やその他の症状でお悩みの方は、是非お気軽に当院までご相談くださいね。

文責及び施術担当者：アルテカイロプラクティック院長　前田彰

※回復には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。

前田  彰（まえだ　あきら）

学芸大学の整体院　アルテカイロプラクティック　院長　日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL（生活の質）も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

昭和53年6月26日生まれ　千葉県野田市出身　血液型AB型

（学芸大学に開業して17年）

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