40代 男性 坐骨神経痛と診断されたが実際は大腿神経や伏在神経が関係した足の痛み

40代 男性 会社員 症状:坐骨神経痛と診断されたものの、太ももの内側が痛んでいるので伏在神経が関係していると思われる痛み

ご来院前の経緯

テレワークがメインのため、1日中家で座って仕事する生活がコロナ禍以降5年間ほど続いているが、以前は適度に運動をしていたためこれまでは特に痛みを感じることが無かった。

そのうち仕事が多忙になり運動量が徐々に減ってきた矢先、朝起きてベッドから立ち上がる際に太ももの内側に激痛を感じた。

足を着いて歩くのも一苦労だったので、すぐに病院へ行ったところ「レントゲンで異常が無いので恐らく坐骨神経痛」と診断されて痛み止めを渡されて帰宅。

服用すると一時的には良くなるものの根本的な解決には至らず、リハビリの効果にも疑問を感じネットで検索して当院へご来院。

詳しい状況と施術経過

病院では「坐骨神経痛」との診断でしたが、坐骨神経痛は背面や外側を通っている関係でその周辺に症状が出るのに対し、こちらの方は内ももに強い痛みを感じていたのでむしろそのあたりを走行する「大腿神経」や「伏在神経」に原因があるのではないかと推測しました。

いずれの神経も坐骨神経同様太ももの大きくて強い筋肉の間を走行するので、その筋肉が硬くなると絞扼(締め付けられること)されてしびれや痛み、だるさなどの症状を引き起こすことがあります。

どちらにしても坐骨神経痛の時に施術する臀部や太ももの裏側~外側の施術をしても的外れなので、基本的には太ももの内側にある内転筋を始めとした筋肉群をリリース(緩めること)することに主眼を置いた施術を行いました。

また、坐骨神経同様これらの神経も腰から出ているので、腰回りの骨格矯正も併せて行いました。

ねらい目がはっきりしたことで、3週間経過するころにはほぼ痛みは消えていきました。比較的早い段階から成果が出せたので1ヶ月ちょっと経つ頃には来院間隔も開けていき、3ヶ月経つ頃には施術の終了(卒業)も提案しましたが、ご本人より予防のための施術を受けたいというお申し出があり、現在は月に1回程度のメンテナンス施術を行っております。

まとめ

坐骨神経痛は病名ではなく症候群なので、しばしばその診断が乱発するケースが見受けられます。

しかしながら今回のケースは明らかに坐骨神経とは違う部位で起きた痛みで、関連痛などのつながりも見られなかったため、大腿神経と伏在神経にポイントをしっかりと絞って施術が出来たことが功を奏したと思います。

お医者さんが言い間違えたのか、患者さんが聞き間違えたのかは分かりませんが、いずれにせよ患者さんが仰ったことを鵜吞みにせず、実際には細かくお話を聞きながら施術できたことが良い結果に繋がった事例でした。

確かに坐骨神経痛ほど多くの患者さんがいらっしゃるわけではないですが、意外と太ももの内側の痛みで悩まれてい方はいらっしゃいます。

こういった症状でお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。

文責:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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