20代 男性 頻繁な出張が原因の肩こり

30代 男性(商社勤務) 症状:肩こり、頭痛

ご来院前の経緯

商社勤務で海外出張が多く、慣らすとほぼ毎月。多い時には月に2回程度は海外に出向く。

行き先は東南アジアが主でフライト時間はそこまで長くは無いが、現地に着いてから長距離移動が待っていることも多く、悪路を数時間車に乗って移動することも。

20代のうちは現地や帰国後のクイックマッサージでしのげていたが、30代に入ってなかなか肩こりがとりづらく、酷いときは頭痛や吐き気まで出るようになった。

根本改善が必要と感じ当院にご来院。

詳しい状況

移動による負担は先述の通りですが、オフィスにいる際には基本的にデスクワークが主で常にパソコンとにらめっこで12時間近く作業を行う状態。

休日は疲れ切って家でゴロゴロしたり、読書やゲームをして過ごすことが多いとのことで、このあたりの「運動量の少なさ」も肩こりに影響していると判断。

  • ニューロオリキュロセラピーで肩こりのポイントを刺激
  • 筋肉の緩和操作(肩甲骨、肩回り)
  • 上部胸椎や頚椎の関節矯正

といったあたりをメインに施術を開始しました。

施術経過

初回後に軽い好転反応(揉み返しのようなもの)が出たものの、お言葉を借りれば「肩の上を覆ってた固い膜のようなものが剥がれた感覚」とのこと。

本来最初のうちは週2回で来ていただきたいような症状でしたが、平日は当院の営業時間に間に合わないとのことで、週末のみの週1回施術でしたが1ヶ月(4回目)経過する頃には10あった痛みが半分以下になったとのこと。

なかなか当院に来ることが出来ない平日は、仕事後に簡単なストレッチを中心としたエクササイズを行ってもらうようにお願いし、そのやり方もお伝えしました。

毎週の施術も状況の改善とともに減らしていき、今は2週に1回(月2回)程度のメンテナンス施術でご来院中。

出張の多さや移動の大変さは相変わらずなものの、「肩こりの程度がだいぶ軽くなり、頭痛や吐き気までいたることが無くなった」とのことです。

まとめ

今回の患者さんは肩こりの方に多い「パソコン操作」もさることながら、移動によるストレスにより、交感神経優位の状態から肩こりがよりひどいものになっていると感じました。

また基本的に物静かで、インドアを好む方でしたので積極的に筋肉を動かすよう家で出来るエクササイズを丁寧にお伝えしましたが、このあたりに真面目に取り組まれたことも功を奏したと考えます。

「昔はクイックマッサージで対処できたけど、今は…」という方はこちらの方に限らずとても多いです。

それはつまり依然と同じようには身体が対処できなくなっている証拠なので、キッチリと根本改善することが望ましいです。

 

文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

詳しいプロフィールはこちら

アルテカイロプラクティック