40代 女性 「仕方ない」と改善を諦めていた肩こり

40代 女性 主婦 症状:肩こり

ご来院前の経緯

成人する前から肩こりを感じていたという筋金入りの肩こり患者さん。

これまでいくつかの治療院に通うもなかなかご自分に合ったところが見つからずに長続きせず、「仕方のない事」と思って改善を諦めかけていました。

ある日耐えられないくらいの肩の痛みを感じ、ホームページで当院を探してご来院。

「患者さんの声」の中に「本気で治したい方は…」というセリフがあったことに感銘を受け、ご来院を決めたとのことです。

詳しい状況

あくまでも私の経験則ですが、「成人前から肩こりに悩まされていた」という方は「女性」と「細身」「背骨のS字彎曲が少ない」の方が多いです。(こちらに当てはまらない方も当然いらっしゃいます。あくまで私の経験上そういう方が多いというだけです)

こちらの方も例にもれず、それらの条件を満たしていらっしゃいました。

性別や筋肉のつきやすさ、背骨の形状を変えるというのはそのどれも出来ませんが、こういう条件がそろっている方はほぼ例外なく筋肉が固く、背骨の動きが失われています。

ご本人には私の経験上から来るそのようなことをお伝えし、それを解消するためのセルフケアも施術と合わせて行っていただくようにアドバイスしました。

こちらの患者さんはトルクリリーステクニックやニューロオリキュロセラピー導入前にご来院された方なので、純粋に手技のみで「筋肉の緩和操作」「固くなった関節の矯正」を徹底して行う方針で施術をスタートしました。

 

施術経過

最初は基本的に週1回程度の施術間隔でスタート。

施術後は少し楽になり、その後少しずつ戻るということを最初の数回繰り返しましたが、5回目あたりの施術後に「今まで痛くて上を向いてうがいが出来なかったのが、スッと痛みが消えて出来るようになった」とご報告を頂きました。

「ウソのように楽になった」とご本人もとても喜ばれておられ、モチベーションもグッと上がったように感じました。

3ヶ月も経つ頃にはすっかりと痛みは軽減し、徐々に施術間隔も開けていきました。

現在再発防止を目的に月1回のメンテナンス施術を行っております。

まとめ

肩こりがひどい人の中には「上を向く」ことが難しい人が多いです。この際実際に痛みが出るのは首であることが多いため、一定数の治療家は首のケアに気が向いてしまうのですが、実はこの場合上部胸椎(背中の上部)が固いことが原因であることが殆どです。

こちらの方は長年のコリの影響で背骨全体が動きを失っていましたが、特にこの上部胸椎の動きのなさが顕著でした。

体質や体型的に少し苦戦が予想された施術でしたが、ご本人のセルフケアへの取り組みも大変良く、スムーズに改善に繋がった好例でした。

頑固な肩こりや首凝りにお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。

 

文責及び施術担当者:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。

この症例の患者さんの声

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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アルテカイロプラクティック