40代　男性　自律神経失調症と肩甲骨周りのバキバキ感

20代の頃から自営業を営んでおり、充実しながらも忙しく、ストレスを感じる生活を長く送ってきました。

40代半ばに差し掛かった頃からよく夜眠れなくなり、微熱のような症状や胃部の不快感が長く続いたことから病院をいくつも回るもいずれも診断結果は「異常なし」で、判で押したように「恐らく自律神経の乱れでしょう」「自律神経失調症です」と言われたとのこと。

薬を飲んでも症状が改善せず、むしろその影響で胃に負担が掛かってますます胃部の不快感が強くなってきたことと、肩甲骨周りがバキバキに固まってなかなか取れなくなってしまったことから、ネットで当院を検索してご来院されました。

インサイトディスカバリーと言う当院で採用している検査装置で筋肉の硬さを測定したところ、特に交感神経亢進を促す首や上部胸椎（背中の上部）で強い緊張が確認されました。

実際触診してみても特に上部胸椎はその動きが失われている状況で、交感神経が過剰に活性化していることは明らかでした。

その他の背骨も上部胸椎までとは行かなくても動きが大変悪く、胃部の不快感やお腹を壊している状態がずっと続いていることも納得の状態でした。

このような状態の場合、力技で背中を押しても患者さんの身体も負けじと固まろうとするので、まずは「トルクリリーステクニック」と「ニューロオリキュロセラピー」という自律神経調整に強みを発揮する施術を徹底して行い、その後に筋肉を緩めて血液、リンパの流れを改善させたり、骨格矯正で頑固に凝り固まってしまった背骨の関節に動きをつけていきました。

初回施術時の夜、「久々に朝までグッスリ眠れた」とのことでした。（この手の症状だと割とよくあることです。）

翌日はまた眠りが浅い状態になりましたが、施術を受けた日に関しては夜しっかり眠れるというのが最初の数回続きました。

コリの自覚症状に関しては施術翌日には元に戻ってしまう状態でしたが、自律神経系の症状の場合は特に「夜しっかり眠れること」が何よりも大切なので、施術スタイルは変えずに継続していきました。

2ヶ月目に入る頃になると、施術の無い日もしっかりと眠れる日が出てきました。

こうなるとしめたもので、頭の重さや凝りなどもそれまでに比べて飛躍的に、施術の度にしっかりと軽くなる実感が持てるようになりました。

胃腸に関しては仕事柄どうしてもお酒の席が多いとのことで、一定期間で良いので酒席を減らすかもしくは参加してもアルコールは控えるようにアドバイスしました。

幸い酒席は減らせないものの、アルコールを飲まないことは実行できたので、1ヶ月程この生活を繰り返して頂いた結果、胃の不快感も改善されていきました。

その後はお酒も普通に飲む生活に戻りましたが胃部不快感はもちろんのこと、頭の重さや不眠に関しても以前より格段に状態が良くなり、バキバキだった肩甲骨周りの不快感もさほど感じない状態まで回復しました。

現在も月に2回程度メンテナンスでご来院されています。

自律神経は「私たちの身体を無意識のうちに整えてくれる、主に生命維持のために働く神経」のことですが、これが乱れてしまうと身体に様々な悪影響が出てきます。

自律神経が乱れても、西洋医学的にはすぐに各内臓に疾患が出るわけでは無いですし、そういう意味において病院では「異状無し」で片付けられてしまって途方に暮れてしまう方が多いです。

カイロプラクティックは神経の乱れを整える療法ですので、実はこうした自律神経失調症などは得意分野です。更に当院ではニューロオリキュロセラピーという別の神経療法も併せて採用しておりますので、より充実した施術を行わせていただいております。

自律神経の乱れを放置すると、いずれ内臓の疾患に繋がってしまう可能性もあります。

そうなる前にしっかりとケアして、予防していきたいところですね。

「自律神経の乱れ」でお悩みの方は是非お気軽に当院までご相談ください。

文責及び施術担当者：アルテカイロプラクティック院長　前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

前田  彰（まえだ　あきら）

学芸大学の整体院　アルテカイロプラクティック　院長　日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL（生活の質）も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

昭和53年6月26日生まれ　千葉県野田市出身　血液型AB型

（学芸大学に開業して17年）

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