20代 男性 自律神経失調症並びにそれに伴う強い肩こり

20代 男性 会社員(外資系企業勤務) 症状:自律神経失調症並びにそれに伴う強い肩こり

ご来院前の経緯

海外との取引が多く、深夜残業や海外出張(欧米など遠方が多い)を入社直後から繰り返し、3年目の時に「自律神経失調症」と診断を受け3ヶ月程休職。その際にそれまでは感じなかった肩こりを強く感じるようになった。

復帰後は何とか仕事をこなしてはいるが、忙しくなると時折動悸のような症状が出たり、眠れなくなるといった症状が出る。

肩こりも時々クイックマッサージに行くものの根本的には解決せず、自律神経の症状とともに完全にご自分の身体が治っていないことを自覚し、根本改善を目指して当院に来院。

詳しい状況

人間の背骨には首や腰には前側に、背中には後ろ側に緩やかな彎曲があり、これをS字彎曲と呼びます。

なぜこのような構造になっているかと言うと、衝撃(特に重力方向の)を和らげるためです。

ところがこの彎曲が少ない「フラットスパイン」と呼ばれる方が一定数いらっしゃいます。衝撃を和らげるための彎曲が少ないわけですから、背骨やその周りの筋肉に負担が掛かりやすくなります。

こちらの患者さんはまさにその「フラットスパイン」の典型例のような骨格をされていました。

元々その方が持っている骨格形状を変えることはどんな徒手両方を使っても出来ませんので、こういう方に対するアプローチとしては、背骨を構成する24個の骨の関節を可能な限り柔軟に保つことです。

具体的には筋肉の緩和操作並びに固い関節の場所を見つけ出して動きをつける矯正です。

また、自律神経失調症の既往歴があったので、トルクリリーステクニックニューロオリキュロセラピーを使用し脳の神経伝達物質の循環を正常化する施術も併せて行いました。

施術経過

長期休みの帰省などのイレギュラーな用事を除いて、比較的順調に予定通りのペースで施術を行ったせいか、回復ペースはかなり順調に推移しました。

特に自律神経の問題は受け始めた当初は全く症状が出ず、来院後3ヶ月にあったアメリカへのご出張も問題なく行ってくることが出来ました。

肩こりも自己ケアの方法もお伝えしつつ自宅でも改善にトライ。

来院後半年近く後に一度だけ軽い自律神経症状(動悸)が出ましたが、一度の施術ですぐに治まりました。

現在は月に2回程度メンテナンス施術で通院されています。

まとめ

背骨の中には脊髄という神経の親分ともいえる太い神経が通っています。

私たちの背骨周りの筋肉が固まり、背骨の関節の動きが失われていくとこの神経の働きにも影響が出てきます。

重い肩こりや首コリが自律神経の働きに影響が出ると言われてもイメージが湧かない方も多いと思いますが、この2つは密接に関係しています。

当院では背骨関節に対するアプローチはもちろんのこと、トルクリリーステクニックニューロオリキュロセラピーといった神経面からのアプローチが可能な施術方法も用いて施術を行っています。

肩や首残りもひどいし、自律神経にも影響が出ているという方は是非お気軽に当院までご相談くださいね。

文責:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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