30代 女性 日常生活に支障が出る腰痛と肩こり

30代 女性 会社員(字幕制作) 症状:パソコン作業による日常生活に支障が出るほどの腰痛、肩こり

ご来院前の経緯

字幕制作のお仕事をされている関係で、パソコン作業が他の職種に比べても特に長い状況でした。

仕事を始めた20代前半の頃から徐々に肩こりや腰痛を感じ始めましたが、整体院やカイロプラクティック院等の治療院は未知の世界であり、知らない人に身体を触れれる抵抗感もあって利用を避けていました。

しかしながら30代も半ばを過ぎてくると段々痛みもひどくなり、特に腰痛に関しては日常生活に支障が出るほどの強さになってしまったため、ご本人曰く「(抵抗感はあったけど)覚悟を決めて」ご来院されました。

詳しい状況

先述のような経緯がありましたので、まずは安心感を得てもらうべく問診でじっくりとお話を聞き、その後症状が起きるメカニズムについてご説明しました。

検査をしたところ、首肩や腰の緊張はもちろんのこと手足の緊張やこわばりも大変強く、まさに「全身ガチガチ」といった様子でした。

日常生活に支障が出るほどだった腰痛に関しては曲げることにおいても反らすことにおいても、可動域(動きの範囲)が非常に狭く、ちょっと曲げると「ウッ」という声とともに痛みが出る状態で、「ギックリ腰」がいつ起きてもおかしくないような状況でした。

  • トリガーポイントセラピーという筋肉の緩和操作
  • アジャストメントという関節矯正

上記を柱に施術を行っていきましたが、最初のうちは筋肉を少し押すだけでも痛がっていたので、初回の施術は筋肉の前に皮膚の緊張を取ることにも重点を置きました。

施術経過

最初は週1回から施術をスタートしました。

初期はソフトな施術から始めたのですが、それでも1回ごとに少しずつ良くなっていく感覚を感じられたとのことです。

症状が重いのは腰痛の方でしたが、実は先に症状が消えたのも腰痛です。5回目の施術時(約1ヶ月経った頃)に腰痛が消えたと報告を受けた時は患者さん本人も大喜びでした。

その後は頑固な肩こりを中心に施術。こちらも3ヶ月経つ頃には症状、可動域共にだいぶ良い状態になりました。

字幕制作と言う首肩に強い負担が掛かるお仕事であることは変わりないので、現在でも月に2回程度メンテナンス施術を行っています。

まとめ

今回の方は治療院自体が初めてという方でしたので、最初に症状のメカニズムや施術の仕組みなどを詳しくお話していきました。

施術と言っても機械的にやれば筋肉がほぐれるものではありません。

安心感を持っていただくことによって副交感神経が優位になり、筋肉もよりほぐれやすく身体も回復しやすい状態から施術を始めることが出来ます。

「症例報告」というと施術テクニック的なことばかり書いてしまいがちですが、私が相手にしている方は心を持った人間ですので、テクニック以前に安心して受けてもらえるには何が必要かを常に考えながら行動しています。

腰痛や肩こりは一般的な症状ですが悪化するとしんどいものですし、特に腰痛は悪化すると仕事や生活に支障を来すことが多いです。

腰痛や肩こりと言った症状でお悩みで、かつ治療院に行ったことがなく不安に思われている方も是非一度お気軽にご相談くださいね。

文責:アルテカイロプラクティック院長 前田彰

※回復には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

この症例の患者さんの声

この記事を書いた人

前田  彰(まえだ あきら)

 

学芸大学の整体院 アルテカイロプラクティック 院長 日本カイロプラクティック医学協会認定カイロプラクター

 

当院の基本理念である「患者様の痛みを取るだけでなく、QOL(生活の質)も向上し、やりたいことをとことん楽しめる、健康で活き活きとした人生をお送りいただくこと」を実現すべく日々の施術に邁進しています。

 

昭和53年6月26日生まれ 千葉県野田市出身 血液型AB型

(学芸大学に開業して17年)

 

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アルテカイロプラクティック